オリパラ特別委員会:一問に込めた3つのメッセージ

こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)のおくざわ高広です。

今日はオリンピックパラリンピック推進特別委員会が開催され、大会経費V4について、質疑が行われました。

各会派から、新型コロナウィルスへの対応は問題ないか、予算の透明化を求めるといった質疑がある中、私からは一点。

※大会派順の質疑のため、私の質疑はだいたい終わりの頃となります。主流な質疑は重複となってしまうため、ニッチな課題を見つけたり、人とは違うモノの見方をするようにしています。

Q.(私から)

これまで非公開とされていた練習会場が、競技団体の協力を得るなどして一部見学できるようになったことについて、警備なども必要な場面が増えると考えますが、大会経費V4には反映されているのか伺います。

A.(オリパラ局担当者から)

・練習会場における練習風景の見学は、地元での大会気運醸成や、将来を担う子供たちに夢や希望を抱かせる素晴らしい機会となる。そのため、都や区などが主催者となり、IFや各国チームと調整の上、アスリートの負担に配慮し、時間や実施方法等を工夫して、ご協力頂けるものについて実施する予定で。

この練習風景の見学が実現した場合の見学者の誘導や警備に要する経費は、主催者である都や区が負担するものであり、大会運営を行う組織委員会の警備費用には含まれない。

この一問に込めたものは以下の通り。

  1. 喜ぶ地元や子どもたちもいるが、アスリートへの配慮を忘れたらいかん!
  2. 大学経費(組織委と分担)も大会関連経費(都の独自予算)も含めた全体像を見せた上で都民の理解を得るべし!
  3. 準備の総仕上げの段階だからこそ、全体を俯瞰せよ!

さて、オリパラ特別委員会は2/4へと続きます。


編集部より:この記事は、東京都議会議員、奥澤高広氏(町田市選出、無所属・東京みらい)のブログ2020年1月31日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はおくざわ高広 公式ブログをご覧ください。