半年前に『僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う』(自由国民社)という本をリリースした。これが奇妙な「広がり方」をしている。
商業出版で13年で40冊くらい書き。発行部数ベースでこれまで50万部以上の本が市場に届き。ただ、私の著者力もあるが、年々、出版業界の厳しさを肌で感じ。ここ数年は、初版の部数が明らかに少なく。この本は歴代ワースト3の初版発行部数。
「あぁ、ダメだ、オレ、オワコンだ」
と思ったのだが…。
評価は高く。本の内容に関連した取材依頼、番組出演依頼が殺到している。いや、本当に。全国紙のインタビュー、何回受けたんだろう。ラジオにも何度も出た。
でも、本は、売れない。
まあ、こういう時代なんだろう。
本屋さんも減っているし、お財布にシビアだし。
いや、お願い、買って。
さて。
この社会運動関連。
思ったことを思ったように話す。
もちろん、とるだけ育休から何かが変わるという見方もあるだろう。議論の交通整理をしたいと思う。
よろしくね!
編集部より:この記事は常見陽平氏のブログ「陽平ドットコム~試みの水平線~」2020年2月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。