今の状況で本気で4月の衆議院解散・総選挙を考えている人はいないと思うが、立憲民主党の執行部の皆さんはどうやら4月の衆議院解散を想定して準備を始められているそうだ。
常在戦場とは言うものの、さすがにこれはない。
4月を迎える頃までに新型コロナウィルス問題が終息しているとはとても思えない。中国政府はじめ諸外国の政府は懸命に新たな患者発生を食い止めようと努力されているが、初期対応の誤りがずっと尾を引いているようである。
死者が中国本土で既に563人を超えているようだが、患者の増加数が3日連続で3000人以上になっているということだから、まだまだ増えることを覚悟しておく必要がある。どこまで続くこの泥濘ぞ、というところだが、今はどなたにも確実なことは言えない、という段階なのだと思う。
最低でもこれから3か月以上掛かりそうだな、と私自身は思っている。
通常国会の会期中は、解散したくともとても解散出来るような状況にはなりそうもない。
こういう時は、思い切って腹を括ることである。
ジタバタしないで、目の前にあることに全力投入すべし。
選挙のことは、オリンピック、パラリンピックが終わる頃に考えればいい。
これは、与野党問わず、である。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年2月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。