音喜多駿(現職)VS橋本ゆき(新人)!あたらしい党代表選がスタートしました

音喜多 駿

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。


【ご報告】あたらしい党代表を辞任します→来月3月は代表選挙
https://otokitashun.com/blog/daily/22719/

昨日のブログで発表した通り、本日からあたらしい党・代表選挙がスタートし、現職である私と橋本ゆき・渋谷区議会議員が立候補を表明しました。

まだまだ小さな地域政党ではありますが、党内のみならず党外からも多くの反響をいただき、非常にありがたいことだと思っています。

https://twitter.com/kkaigai/status/1233908653230456832
https://twitter.com/chim86chi/status/1233965591456698368

正直、この代表選挙をやるかどうかは迷いに迷いました(いつも迷ってるな、私は…)。

代表の任期は2年間あり、自ら辞任しなければ代表選挙が行われる必然性はありません。

組織がある程度固まるまでは、一人のリーダーが力強く引っ張っていくことはスタートアップ組織の「定石」でもあります。

実際に選挙戦を初めてみれば、やっぱり選挙というのは規模に関わらず胃がキリキリするし、橋本ゆき候補の超クオリティの高い立候補表明動画を見て「やべえ負けるかも」って思ってるし(苦笑)、

どんなに綺麗事を言っても人間なので異論を言われれば「イラっ!」としますから、本当に選挙で東西に別れて論争した後に、組織がまとまって強くなるのかという不安はあります。

それでもやはり、たった1日ですでに党員・党友の皆さまがそれぞれ沢山の意見を述べて議論し、「あたらしい党とは何か?」「政治とは何を目指すべきか?」を真剣に議論している姿を見て、代表選挙を決断して心から良かったと思っています。

もちろんその反面、

「こんなことをフラフラやっていたら、近い将来には党がなくなるのでは?」

といった、厳しいご意見もいただいています。

そうならない未来を創っていくことこそが、代表選挙に立候補しているそれぞれの責務だと思いますし、あたらしい党のメンバー・党員たちなら乗り越えられると信じています。

さて、「どうせ現代表が勝つセレモニーでしょ?」みたいな反響もありますが、そこはまったく違います!(強調)

動画を見ていただければわかる通り、実に強敵です。

長年ステージに立ってきた表現力に加えて、言っている内容の一部はかつて私が言っていたことでもあるのだから、説得力がないわけがない。←

ただしそれが、現状においても最適解なのかどうかは別問題

私は、「首長を取って地方政治から、目に見えるレベルで変化を起こしていく」というあたらしい党の目標を、まだ諦めたくありません。

現状で過度な純血主義を貫いても、緩やかにつながるサークル的政党として、各議会に徐々に仲間を増やしていくことはできるでしょう。

でも、首長は獲れない。党勢は拡大しない。

もちろん、議員レベルでもできることは多々あります。しかしながらそれでは、今も数多存在するサークル的な既存地域政党と、それこそ差別化することができません

今回の新型肺炎対策でも目に見えてわかった、大阪市・千葉市・つくば市などの、あたらしいリーダーたちの魅力と決断力。

これこそが今の政治不信や諦めを払拭し、政治に「手触り」を取り戻すことだと思っています。


(前回の国政報告会の余興『どっちの政党DEショー』より)

「交わることで、異なる」

私はあたらしい党と維新、それぞれの良いところを活かし、足りないところを補いながら、今の政治を変える勢力へと成長させていく自信があります。

「わかりづらい」「そんな前例は聞いたことがない」からこその挑戦です。

今回の代表選は、この考えを内外に知らせて議論を巻き起こしていく契機にしたいと思います。

こうした議論は、「あたらしい党オンラインサロン」内ですでに街頭演説(という名のLIVE配信)で行っているので、ぜひご入会いただきたいのですが、

代議士からもリクエストをいただきましたので、私も外部向けの動画を近日中に創って一本公開したいと思います。

なお、これは維新への忖度ではありません(笑)。

激動の二週間、引き続き思い悩みながら、楽しく真剣に議論を続けていく所存です。

あたらしい党オンラインサロン
https://newparty.official.ec/

一気に党員・党友が昨日から10名以上増えました。まだまだお待ちしております!

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年3月1日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。