マスク1日1枚の都立病院に必要な物資を!

上田 令子

当該都立病院院内に掲示された文書

去る3月2日(月)の参議院議員予算委員会質疑の中で(動画こちらで福山議員部分検索を1:29:50あたり)質疑の中で「クルーズ船の発症者を受け入れた都立病院」現場にて、マスクが決定的に足りず医療従事者において「ひとりマスク1日1枚」ルールが課されていること指摘されました。

感染症指定病院において、マスクが1日1枚ということは、感染防止対策において非常に懸念される状況ではないか…。

病院という環境で、非常事態を理由に職員の善意に頼ってサージカルマスクを使いまわすことが、院内感染を助長することになるまいか…。

過酷な状況を批判するのではなく、いち早く解決してもらいたいと願い、お姐はまずまず病院経営本部へこの掲示物について把握しているどうか、事実確認とマスク充足状況を確認しました。

病院経営本部としては、各都立病院は、確かに倹約してるものの、不足してるので拡充して欲しいという要請はないとのことです。(3月3日時点)医療現場の皆様は、状況を鑑み遠慮をして声をあげにくいと思います。都立には、お姐地元城東地区の屋台骨地域医療拠点である墨東病院のような感染症指定病院が4か所もあり、だからこそ、病院から悲鳴があがる前に常に充足状況を、現場の声を受け止めて東京都は確認して欲しいのです。

おりしも政府によって、マスクの買い取りが昨日国民生活安定緊急措置法に基づき売り渡しを指示されました。そもそも、新型コロナウイルスに関連した感染症の発生に伴う医療用マスクの安定供給について(協力要請)は2月25日に都道府県には通知されておりまして、「医療用マスクの安定供給スキーム~ルール」にのっとって病院経営本部→福祉保健局→国に要請できるようになっておりました。

福祉保健局にも合わせて確認していたところでしたが今ほど、「医療用マスクの安定供給スキーム~ルール」に則って、対象となっている感染症指定医療機関には調査をかけて、厚労省に必要数を取りまとめて東京都の方でとりまとめている最中とのことです。

マスク1日1枚通知都立病院が判明

国会の場で議論された都立病院の状況ですので、どこの都立病院に該当するのか?
掲示物については把握はしているのか?
確認しているのですが、今のところ東京都からは連絡がありません。

一方、お陰様でお姐独自調査によりまして、件の都立病院は特定できております。

今日現在、3月2日の国会の議論があっても、都議会議員であるお姐が確認してもマスクの医療現場の拡充は確認されておりません。

この件は、東京都も間違いなく把握しているはずです。
そこがどこだかの議論はするつもりも、現場を混乱させるつもりも、政争の具にするつもりも、まったくないのです。

※画像はイメージです(いおスタ/写真AC=編集部)

マスク1日1枚の都立病院に必要な物資を!

一日も早い、まずは東京都内感染症指定医療機関病院へのマスクはじめ必要な物資の充足をお願いしたいのです。

そして、恐らくその都立病院以外の都立、および民間医療機関も大変な危機的状況にあると思います。

東京都病院経営本部、福祉保健局、何より小池百合子知事が陣頭指揮のもと、マスクはじめ衛生備品が医療現場に届くよう、是非政府と厚生労働省に、鈴木直道北海道知事のように協力要請と働きかけを自身の声でお願いしたいと思いますし、引き続きお姐も対応を求めてまいりたく!!
以下ご協力お願いしたします!!m(__)m

お姐を予特委に出そう!ご協力お願いいたします

お姐を除いた予算特別員が過日選任されてしまいましたが(経緯)、諦めずに「委員外議員の発言」の申出は致します。1日も早く医療・介護・福祉現場にマスク等衛生備品を充足させるためにもお姐を予算特別員会に出せてください!

是非都議会へ「上田令子を令和2年度東京都議会予算特別委員会で発言・質問させてください」だけでもいいのでメールをお願いします。

期限 令和2年3月12日(木)中までにお願いします!
東京都議会ご意見メールフォーム

お姐総括!

ことなかれ主義、予定調和、知事礼賛の「ふるい議会」では行政は動かせないし、議会も議員も舐めて役所は動かないのです。
お姐という飛び道具こそ今のような鉄火場で生きる!!


編集部より:この記事は東京都議会議員、上田令子氏(江戸川区選出)のブログ2020年3月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は上田氏の公式ブログ「お姐が行く!」をご覧ください。