あたらしい党代表選、決着。新代表に選出されました

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

昨日は3月1日から行われていた「あたらしい党代表選」の投開票日。

小さな地域政党とはいえ、議員も党員も平等に「一人一票」でガチンコ政党代表選が行われることは極めて珍しく、その模様は選挙ドットコムさんにも取り上げてもらいました。

血みどろ…。笑

物理的な殴り合いは幸いにして起きなかったものの、オンラインサロンでの議論スレッドの書き込みは最終的に600件(!)を超え、議員と党員・党友の垣根を超えて本当に活発で建設的な議論が行われました。

昨日は最終の立会演説・質疑応答を行い、いよいよ運命の投票。

結果、私・音喜多駿が新代表に選出・再任されることになりました。

票数は43対22。しかしながら、まさに見かけの票差以上の接戦だったと思います。

生まれて始めて政党代表選というのをやってみて、正直現職としては、物理的にも精神的にもキツいことが多かったです。

自分自身の拙い組織運営のほころびを改めて突きつけられる、防衛戦の難しさ…!

しかしそういった厳しくも真摯な議論を通じて、党としての課題や、メンバーそれぞれが持つ思想も徐々に見えてきました。

党員の方の言葉を借りますと、

1. 地域政党派(純度の高い独自路線を目指す)
2. 維新支持派(参院選後にあた党も支持し始めた人たち)
3. 第三極派(みんなの党の生き残り、純正リバタリアンなど)

と大きく三派に分かれるようで、ここをどうまとめ、マネジメントしていくのかが鍵なのかなと思っています。

こうした分析や議論が気になる方は、さかのぼって読めますのでぜひオンラインサロンメンバーに!

あたらしい党オンラインサロン

またこちらの方の分析などは、私自身が感じていたけど言語化できない・しづらいことが書いてあって、ほほーっと膝を打ちました。

●あたらしい党代表選によせて(党の存在意義に関する私見)

いずれにしても、選挙期間中ずっと言い続けてきた通り、この選挙はいわば通過点・プロセスです。

選挙とは白黒をつけるためだったり、負けた方が勝った方の考えに寄せていくことが通例ですが、私は今回の選挙においては「勝ったほうがもう一方の考えに近づいていく」くらいの方が良いと思っています。

それくらい、橋本候補の主張や、それを支持した人たちの力や想いは強かった。

(オフショットを撮ろうとする2人)

多様な考えを「政党」としてまとめていくことは一筋縄ではいきませんが、頼もしいメンバーたちとともに、さらに「あたらしい党」を力強く成長させていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年3月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。