最近知った新しい格言に「相場は裏切るが、家賃は裏切らない」というのがありました。
確かに、株式市場がここまで下落したにもかかわらず、東京23区の賃貸用不動産は、平常時と全く変わっていません。
今月、新たに契約した入居者も、家賃は上昇しており、現時点で満室となっています。
立地さえ間違えなければ「家賃は裏切らない」のです。
しかし、同じ不動産でも、民泊物件は苦戦しています。中野新橋と北新宿で宿泊施設を運営していますが、今月から予約が激減。来月以降も、回復の目処は全く立っていません。
都心・中古・ワンルームは裏切らないが、民泊は裏切るのです。
今後、世界中の宿泊施設は、稼働率の急低下に伴う淘汰が始まります。施設の廃業が増え、供給が減っていくと予想しています。短期的には厳しい状況ですが、体力勝負で生き残れば、将来にはメリットもある。そんな風に前向きに考えています。
宿泊と並んで、厳しいのは飲食店も同じです。SHINOBY’S BAR 銀座は、ありがたいことに、常連のお客様や友人たちが意識的に利用してくれ、売り上げは、今のところ大きな落ち込みにはならずに、何とか持ちこたえています。しかし、4月からも油断はできません。
飲食店と同じように、コロナショックの影響をダイレクトに受けているのが、ライブ活動をやっているアーティストの方です。イベントがキャンセルになって、まったく仕事が無くなってしまったという人も珍しくありません。
そこで、SHINOBY’S BAR 銀座に知り合いのアーティストを呼ぶイベント企画してみました。
第一弾は、以前資産デザイン研究所のイベントでお世話になったマジックパフォーマンスのピーロさんです。評判が良ければ、第二弾、第三弾も企画したいと思います。出演したいアーティストの方がいれば、ご相談ください。
コロナショックは、2011年の東日本大震災と同様、日本人の人生観やライフスタイルに大きな影響があります。少しスケジュールに余裕が出来たので、これからどう生きるかを考える時間に当ててみます。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年3月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。