国家安全法成立までが最初の勝負。「香港情勢に関する声明文」発表

Etan Liam/flickr

Etan Liam/flickr(編集部)

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

過日のブログでも取り上げた香港に「国家安全法」を適用する問題が佳境を迎えています。

中国の治安維持ルールを香港にも適用し、事実上「一国二制度」を崩壊させる国家安全法は、明日28日にも中国・全人代で成立してしまうのではないかと言われています。

これについて強い懸念を覚えて党内で意見具申をしたところ、昨年に引き続き素早く党公式声明を出すことを決断してもらえました。迅速な対応に心より感謝です。

記者会見直前の調査開始質疑でも、香港情勢について取り上げています。

https://twitter.com/suzutaro26/status/1265663390782910465

また、本件は国際的な発信が重要であることに鑑み、初の試みとして党声明文の英語バージョンを作成中です。

こちらは明日28日中にも公表予定ですので、もう少々お待ち下さいませ。

我々の他にも与党自民党では長島昭久代議士や山田宏議員、野党では山尾志桜里代議士など、党派にかかわらず多くの議員が香港のために何かできないかと動いています。

全人代で「国家安全法」が可決されても、法律の施行まで今しばらく時間もあります。

心ある国会議員と与野党を超えて連携し、打てる手をすべて打って香港の「一国二制度」を守るためにともに闘いたいと思います。

コロナ禍で大変な折でありますが、ぜひ皆さまもご注目いただき、声を上げてもらえれば幸いです。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2020年5月27日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。