高須院長に真意を聞く

中田 宏

先週、イエス高須クリニックの高須克弥院長に会って、愛知県の大村秀章知事のリコール運動について聞いてきました。

この件、6月16日にすでに取り上げましたけれども、このリコール運動の発起人が高須さんなんですね。
リコール運動は夏真っ盛りの8月から署名集めをするということで、もう来月から始まりますね。

高須先生は75歳。顔はご自身のいろんな技を使って若いですけれども、くれぐれも体には気をつけていただきたいと思います。

インタビューの最初はフェイスシールドをつけて話していましたけれども、雑談で盛り上がってるうちに、フェイスシールドは顔の前でなく、明後日の方向をむいていました。

中田:これまで見たリコールというのは、議会のリコールだとか、それから市町村長のリコールっていうのは、リコールそのものが成立したことはあるわけですが、知事のリコールはこれまで成立したことはありません。

高須:いろいろ見たらすごく難しいですね。だから、リコールより憲法改正の方が簡単だなと思ってます。

中田:私も横浜市長時代に議論したことありますが、政令市でリコールをやるというのはなかなか難しいんですよね。やっぱり住民の3分の1という人数は莫大ですから。ただ、愛知県の場合は名古屋市が以前、議会のリコールを成功させましたね。

高須:そうそう、河村さんがね。だから河村さんが知っているから、やってみようかとなった。

中田:もともとリコールをやろうという段階から、河村市長は最初から一緒にやろうっていうこういうことですか。

高須:そうそう。僕がね、アイチトリエンナーレをやったときにすごく怒ったんですよ。天皇陛下のお写真をもうやして踏みつけるとか、もう不愉快なものがいっぱいあってそれで怒ってた。それで、これも我々の税金でやってることが許せないと思って・・・・。

中田:愛知の中における大村さんのスタンス、それから今度は人の都府県までまで話を持ち出す見識の問題、ここら辺が高須先生の中で積もってからのリコール運動なんですか。

高須:これは一つずつやってくと個人攻撃になるけど、嫌になるくらい嫌な人なんです。本当に嫌なの。手柄は全て自分のものにして、それでミスは全て部下に押し付けて、それで何かあった時は「お前が」「お前が」になる。「そんなあんたは?」と本当に言いたくなる。

ということで、対談ノーカット版は[公式] ニューソク通信社YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCf12PYOjXPjX38TFvPNm37g/videos)で近日公開!

是非ご覧ください。


編集部より:この記事は、前横浜市長、元衆議院議員の中田宏氏の公式ブログ 2020年7月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。