わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では7月度の塾生を募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。
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2週間たったら重症者が急増する、2週間、2週間ってお前らサブスクで自動更新されるんか。とっくに1ヶ月経過したぞ。死亡者数なんてこうだ。
そもそもいまの検査数は12000人/日程度ですが、発覚する陽性の98%が軽症で以前はPCR検査対象(4日以上の発熱+CTで検査)ではなかった人たち。バッファ見てこれが90%としても、いまの検査数は4月ならたった1200人/日になる。効率とコストに合わないでしょう。
つまり4月に今みたいな検査をしていたら1日数千の新規陽性が出てその98%が無症状、軽症だっただけの話。「感染が拡大している」というのは本当に本当なのかも疑問です。だって死者も重症者もほとんど増えてないんですよ。
疾病対策なら4月のような症状がある人のみの検査に戻すのが正解で、全員検査に4月並みの精度を求めるなら1日12万人検査に相当する。健康保険が簡単に崩壊するわ。そして以前の方式に戻すと陽性者は激減する。軽症、無症状は入院しないからベッドも空きます。なんで専門家はわからないのか謎です。
さて、Twitterで東京都は若者ばかりが感染しているから重症者が出ないんだガーのみなさん。いわゆるコロナ脳ですが、彼らに6月20日以降7月20日までに60歳以上が260人も感染してるから東京都の公開しているデータを開いて見てから言えよといいますと・・・・・
必ずといっていいほど、「お前がコロナにかかればいいんだ」と呪いを掛けてくるのが様式美。自分は小児結核キャリアだからBCGどころではないし、帰国者の97%が無症状だからかかってもそれと分からないやんというと黙る。毎日こればかりやってるのでけっこう疲れました。
さて、こういうコロナ脳の皆さんは、必ずと言っていいほど
無症状でも高齢者にうつすから怖い
とおっしゃいます。テレビのコメンテータやお医者さんもいいますね。無症状でも他人に感染させるのかについては、WHOは以前「その事実はない」とリリースしましたが、「感染させる可能性がある」という論文もあり、そこは争いません。
無症状で他人に感染させるもっと怖い病気はいいのか
で争います。コロナ脳の大半はこんなことは全く知りません。コロナだけが無症状で他人を感染させると思っている。そこが変だよ、コロナ脳!!なのです。
夏場でも毎月10人以上が亡くなるインフルエンザの場合
コロナは7月に何人亡くなりましたか?
はい。10人です。
インフルエンザは夏は誰も亡くならないのですか?
そんなことはないんですよ。
夏でもコロナと同等か2倍くらい亡くなっていますね。
冬場は1ヶ月でコロナのいままでの累積死者数くらい亡くなります。
コロナでは子供は日本では1人も亡くなっていませんが、インフルは20人/年亡くなります。
さらに、こちらは厚労省のサイトです。
インフルエンザは直接的に亡くなるのは年間3000人でも、肺炎球菌などと共に肺炎を引き起こしたりして超過死亡は1万人。流行が拡大した年は3万人になるそうです。
よく、「インフルエンザはワクチンも抗ウイルス薬もあるのにコロナはないから怖いんだ」という人がいますが、ワクチンも抗ウイルス薬もあるのに1万人亡くなるインフルエンザと、なにもないのに1000人のコロナではどっちが恐ろしいですか、という話です
「ワクチンさえできれば」という方もいますが、インフルエンザのワクチン効果は30〜90%前後です。
厚労省の論文
有効性の正確な解析が可能となる条件を満たした1998/99シーズンを解析したところ
高齢者はワクチンの接種により
・発病リスクを34~55%減ずる
・死亡リスクを82%減ずる
とありまして、コロナのワクチンができて接種したってかかる人はかかりますし、死ぬ人は死ぬ。確率が下がるだけです。確率の分かる私は毎年必ず打っています。コロナ脳の特徴として「可能性がある=100%」と思い込みますので、コロナのワクチン打っても死ぬ可能性がある= 「必ず死ぬ」に脳内変換されるのではないか。w
冗談はさておき、さらに
インフルエンザの無症状は40%弱なのであります。(参照:小児感染症学会2018 エビデンス)
よく、「インフルエンザのワクチンを接種したけどかかったからワクチンは効果ない」とか、「ワクチン接種してなかったけどかからないからワクチン意味ない」とかほざく輩がいますが、ワクチン打ってもかかるときはかかるし、打たなくて感染しても40%くらいは無症状なのでそれを「かからなかった」と勘違いしているだけなのかもしない。要はワクチンはリスクを下げるために打つのです。
で、問題は「インフルエンザの無症状感染者は他人にうつすのか」ということですが、いろいろな論文も人体実験するわけにもいかないので結論は「感染させるリスクは低いもののないとは言えない」とコロナと同じ結論です。
何が言いたいのかというと、あなた方はインフルエンザの流行時も「無症状が他人にうつすと危ないのでみんなで自粛しましょう」っていったかということです。ワクチンや抗ウイルス薬のあるインフルエンザのほうが死者もコロナの3〜10倍なのに、なんでインフルエンザの時はいわないのか。答えは簡単。そんなことしたら日本国民は毎冬になったら閉じこもりで死ぬからです。なのにどうしてコロナだけは特別なの?
自粛反対派はこれだけをずっと言い続けています。
肺炎球菌はもっとヤバいぞ
肺炎では年間10万人が亡くなります。2016年には男子65,636人,女子53,664人です。コロナの100倍です。
肺炎の原因はと言うと一番多いのが細菌。特に肺炎球菌です。高齢者に多い誤嚥性肺炎も口の中にいる細菌が原因。肺炎球菌ワクチンは2014年から高齢者は無料で受けられますが、接種率は10%(100歳)~40%(65歳)程度と非常に低くとどまっている。コロナに怯えてるならまずは肺炎球菌ワクチン打てと。順番が逆だ。
しかし、その肺炎ワクチンも効果は「65歳以上の高齢者において、PCV13はワクチン血清型による市中肺炎を45.6%予防し、ワクチン血清型による菌血症を伴わない市中肺炎を45.0%予防し、ワクチン血清型によるIPDを75.0%予防した。」程度で完全ではありません。リスクを下げるだけです。だから死者が数万人もでるのです。(ソース)
ここから引用しました。
この肺炎球菌ですが主に乳幼児の鼻やのどの奥に高頻度(20-50%)に常在していて、成人では3-5%に常在。 保菌者のすべてが発症するわけではなく、小児では無症状での保菌が多いのです。で、ここから引用しますが
肺炎球菌は幼児から高齢者にうつるのです。無症状の子供から高齢者に感染して死に至るケースが多いわけですが、いままで1回であろうが祖父母を孫に会わせてはいけないって言われた事がありますか?
ありませんよね。
コロナで高齢者にうつすと危ないから全員家に籠もって自粛しろという極端なことを言う方は、肺炎球菌やインフルエンザというコロナの何十倍も亡くなる「無症状からうつすケース」は放置で、どうしてコロナの時だけいうのか。これはテレビに出ているお医者さんにもぜひ質問したい。
人はいずれ死ぬ。特に高齢で持病があればコロナだろうが風邪だろうが肺炎だろうがガンだろうが、心筋梗塞だろうがあっけないくらい簡単に亡くなります。ゾンビではないので永遠には生きられない。自然の摂理に任せるしかないのです。
「あなたの親がコロナで死んでも良いのか」的な馬鹿質問を受けますが、だったら肺炎球菌で死ぬのはよくてどうしてコロナはダメなのかを問いただしたい。
お医者さんが書かれたnote。わたしは全面的に賛成します。
新型コロナウイルスへ問題への私見 part 12 7/5投稿
日本では例年、亡くなる人の90%以上が60歳以上。今、世界ではコロナで亡くなるのも90%以上が60歳以上。例年、亡くなる層が亡くなっているだけ。すなわちコロナは若者をもどんどん殺す殺人ウイルスではない。亡くなっていく人の病名が「コロナ風邪ウイルス」になっただけ。
冷静になって日本が経済破綻しないようにとっとと通常運転に戻しましょう。
凄い本が出てきた
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年7月21日の記事より転載させていただきました。