今は、野党の特措法改正法案作成能力が問われているのでは

野党の政調担当者の皆さんが、今、何をやっておられるのかを知りたいところである。

選挙区に帰って選挙区の草取りに勤しんでおられるのかも知れないが、それだけだとちょっと寂しい。
野党だと言っても、皆さんは、歴とした立法府である国会の構成員の一人なのだから、国会閉会中であっても立法作業の一翼を担っている、という自覚を失わないでいて欲しい。

自民党の国会議員の中には立法作業は政府がやるものだ、などと勘違いされている方もおられるようだが、立法に必要な作業はやはり立法府である国会の構成員である国会議員が主体的に行うべきもので、行政府である内閣にお任せ、などというのは本末転倒である。

特措法の改正の必要性については、与野党の国会議員の間である程度共通認識になっている感じだが、報道されているところからするとどうやら安倍総理や官邸が臨時国会の召集に消極的のようである。

安倍総理が野党の執拗な追及を恐れているのはある程度理解しているが、それでも特措法改正のための臨時国会の開催をいつまでも先送りすることは出来ないのは当然である。
早晩、臨時国会の召集をせざるを得なくなる。

私のブログの読者の間では、単なる安倍総理批判のための野党の見せ場づくりのための臨時国会の開催では意味がないのではないか、などといった指摘がなされているのだが、この度の臨時国会はそれなりに重要な意味のある国会になるはずである。

コロナ対策の総点検と見直しのための臨時国会だと思ったら、安倍総理も官邸も無碍には臨時国会の開催要求を退けることは出来ないはずである.

このあたりのことは、皆さん、十分ご承知だとは思うが、いざ蓋を開けて見たら、野党の皆さんには何の具体的な提案もなかった、などということになりませんように…。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年8月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。