9月4日付で当URLで記載した「わいせつ教師の免許再取得を不可に」の記事ですが、一部報道の不確定情報に基づいて執筆したことが関係者の指摘で判明しました。編集部で指摘された内容を確認し、事実関係が不十分なまま掲載、SNS上で拡散するには問題があると判断し、当該記事は非公開とします。
記事では、文科省が、わいせつ行為で免許を失った教師の免許再取得を3年から5年に延ばすことを検討しているとの一部報道を前提に、文科省の対応に疑問を投げかけた論考でした。しかし、萩生田文科相は1日の記者会見で、
一部の報道にあった欠格期間の延長等も検討課題の一つとして考えられる事項ではありますが、それだけでは足りるものでは全くない。
などと述べており(文科省サイト記者会見録)、一部報道の内容に否定的な見解を明言しました。
今後文科省が報道通りの制度設計を行う可能性について、現時点においては、本稿の主張の根幹となる報道に疑義が生じ、断定的に論じるには早計と判断しました。関係者、読者の皆様にはご迷惑をおかけしたことお詫びします。