最後に欲しいものは、お金より「承認」

内藤 忍

お金に関する仕事をしていて痛感するのは、お金は人生の手段に過ぎないという事を理解していない人が多いことです。

お金を手に入れるだけでは、豊かな人生は実現できません。それを自分が満足できる人生を実現するために使うことで、初めてお金に価値が生まれるのです。

では多くの人が手に入れたいと思っている満足できる人生の本質は何でしょうか?

それは「承認」だというのが私の考えです。

仕事の成果を上司に褒めて欲しいのも、一生懸命作ったお料理を家族においしいと言ってもらいたいのも、全て承認欲求です。

職場の同僚や家族の承認が得られてるようになると、それだけでは物足りなくなります。もっと社会的な承認を得たいと思うのです。フェイスブックには、承認欲求を求める人たちの画像やテキストが大量にアップされています。

有名人と知り合い、予約の取れないお店に行った、すごい車に乗っている、などなど。全ては「私ってすごいでしょ」と認めてもらいたいのです。だからコメント欄やいいね!がたくさんあると嬉しくなってしまうのです(もちろん私も承認欲求のかたまりですw)。

しかし、フェイスブックのようなSNSで懸命にマウンティングをしても、承認欲求の満足度には限界があります。

社会的な承認欲求を満たす最短の方法は「出版」だと思います。本を書いて世の中に自分の存在と自分が伝えたいことを発信する。

書籍の著者に対する世の中の評価はとても高く、本を書くことによって承認欲求は強く満たされます。これは実際にやった人にしかわからない感覚です。

問題はどうやって本を作り出版するかです。

我流でやるよりも、コンサルティングをしてもらい、書籍の制作やタイトルさらには販売促進まで専門のプロフェッショナルにサポートしてもらうのが近道です。

私の周りにいる、営業マン、税理士、会社経営者、主婦など様々な人が、この方法で出版を実現しました。

それによって、今までの生活が一変し、人間関係が自分の思うように好転した人がたくさんいます。

9月24日に開催する出版セミナー&お食事会は、出版に興味がある方のためにお食事とワインを楽しみながらカジュアルに相談ができるイベントです。毎回好評で、今回で6回目の開催。今までの参加者からたくさんの著者が生まれています。

承認欲求を満たされず、文句を言いながら毎日過ごすのであれば、それを変える方法を探すべきです。出版を人生を思い通りに変えていくきっかけにしてください。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2020年9月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。