わたしが主催しています「21世紀を生き残るための「永江 虎の穴塾」では11月度の塾生を若干募集しています。コロナ禍の間、希望者は毎月30分。わたしと1:1でzoomでブレストができます。ひとりずつ丁寧にやってますよ。
わたしのオンラインサロンでは、今月はセミナーが2連発
2020年11月30日月曜日 19:00
アクセスがとれるブログの書き方セミナー
by わたし
2020年11月16日月曜日 19:00
セミナー生の京大数学科卒の井尻さんのなんでも数学で考えよう講座(テスト版)
どちらも塾生は後日、動画でもみられます。
そして4日はメルマガとnoteの日。noteは単体だと110円ですが年間のマガジンだと4054円なのでかなりお得になります。マガジンがオススメです。w
- 老害化した定年再雇用者の扱い方
- 文章力を高める方法とは
- わたしが新型コロナ問題に言及した理由
- HTMLファイル更新案件の適正価格
- 自社のECサイトを外注するのはアリ?
- 1人会社でも税理士と弁護士は契約すべきか
です。まぐまぐ!または、スマホで読む方はnoteでお買い上げいただけます。関係ないですがついでにInstagramもフォローしていただけると喜びます。
前置きが長すぎ!! www
ここからが本題だ
日本でも昔から新嘗祭というのがあります。天皇陛下のお仕事です。
新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇(てんじんちぎ)に供えて感謝の奉告をし、これらを神からの賜りものとして自らも食する儀式である。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。同じ日に全国の神社でも行われる。なお、天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭を特に大嘗祭という。(Wikipedia)
また日本中の秋祭りも農耕民族であった時の収穫祭ですから、日本人みんな収穫祭が大好きなのです。
ボージョレ解禁も一時は流行ったが、実際飲んでみると「なんじゃこりゃ、薄いブドウジュースか!!」なもんですからどんどん廃れた。そういうと「ボージョレにも美味しいのがある」と自称ワイン通が絡んでくるのだが、そんなの選んで飲まなくたって普通のワインにもっと安くて旨いのがあるわ。新米が旨いのとはレベルが違う。
で、実はフランスには「サンマルタンの日」、イタリアでは「サンマルティーノの日」というのがあり、収穫を祝って焼き栗でワインを飲むらしい。検索したら現地の日本人の方が書いてるブログがいくつか出てきた。
Wikipediaにも出てました。
どうもヨーロッパ各国でも祝い方が違う。焼き栗とワインはイタリアとフランスみたいです。
なんでこんなことを知ってるのかというと…..ちょっと長くなる。
わたしの塾生に灘の後輩の歯医者さんがいまして、大学病院で勤務した後に奥さんと歯科医院を開業。それはうまくいっているのですが、10年前に農業がやりたくなり、歯医者をしながら週末に栗栽培をはじめました。
しかも生産量が少なくブランド中のブランドである本物の丹波栗。ちなみに高速道路のSAで「丹波栗」って書いた焼き栗売ってるので買ったことがあるのですが、美味しくなかったという話をしましたらあれは「××丹波栗」というブランドを商標登録した韓国の会社で栗も韓国産だそうです。w 栗の世界はそういうのが多くてコストが高いので和菓子屋さんの栗はだいたい中国産らしい。
で、10年やってみて、これは全くペイしない。儲かるどころかまったく採算が合わないということが判明してこれからどうしたらどうしたらいいでしょうということで、「楽しみでやりなさい」というアドバイスをブレストでしています。どんな風に楽しむかは児童施設に焼き栗おじさんとして毎年行ってそこで焼き栗して食べさせるとか、そういう楽しみ方もあるんじゃないか…..。で、いろいろ考えていたら
日本でサンマルタン(サンマルティーノ)の日を流行らせたい
と言い出しまして、だったら赤ワインと最高の丹波栗が本当に合うのか試してみないとだめじゃないか!!
ということになり、送ってくれました。役得。
もうね。ツヤッツヤ!!!
焼き栗とボルドーを合わせました。
不味いわけ、なかろ???!!
もともと日本には蕎麦で酒を飲むという「糖質で酒」という文化がありまして、日本酒に合わせてもめちゃいけます。正月の栗きんとんで酒を飲んでも旨いが、丹波栗は自然の甘みがたまらない。焼き栗と言えば天津甘栗を思い出す人も多いはずだが、あちらは栗を熱した小石の中で砂糖をかけながら煎ったものである。こちらは天然の砂糖無しのほんのりとした上品な甘さなのです。開高健は白ワインと合うと書いていたらしい。
で、翌日は
栗ご飯…..
不味いわけ、なかろ???!!
またこれで焼酎飲んだわ….
とりあえず収穫量は少ないけど通販もやってるらしいよ。ただしかなり高い。さすがブランド。お金持ち限定。ww
ほりえもんにも送っておいたけど、Josperっていうチャコールグリルがあるのでそれで焼くそうな。インフルエンサーマーケティングによって来年から日本でも新栗で酒を飲む「サンマルタンの日」が一般化するのである。で、まじ美味しいから酒とあわせてみるべしなのだ。
ボルドーのこれと合わせたなりよ
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2020年11月4日の記事より転載させていただきました。