トランプ大統領と比較すると、日本の政治家は些かひ弱に見えるだろう。
トランプ大統領ほどではなくても、もっとワイルドになった方がいいかも知れないな、と思っている。
トランプ大統領のあの強かさは天性のものかも知れないが、転んでもただは起きないあの強かさには舌を巻く。
岸田さんも玉木さんも、極めて良識的な政治家のようだから、十分信頼に値するのだが、しかし如何にもどこか弱そうに見えるところが、政治家としての大成を阻む一因なのだろう。
もっと力強くあれ、などといくら言っても、生来温厚な人はそう簡単に自分を変えることが出来ないものだ。
岸田さんも玉木さんも、もっと修羅場を潜った方がよさそうである。地面を這いつくばり、泥水を呑んで、再び立ち上がった時に、ようやく強い政治家になれそうな気がしている。
自民党の若い政治家の中には、岸田さんや玉木さんのようなタイプの人が結構多そうである。
それなりによさそうだが、しかしあまり頼りにはなりそうもない。
皆さん、もっとワイルドになるべし。
もっとも、ワイルドとは言っても、決して野卑になってはいけない。上品に、力強く。
維新の一部には、決して上品ではないが、ワイルドそうな人がいるようである。
立憲民主党にいるかどうかは、知らない。
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年11月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。