岸田さんも玉木さんも、もっとワイルドになった方がいい

トランプ大統領と比較すると、日本の政治家は些かひ弱に見えるだろう。

Gage Skidmore/flickr

トランプ大統領ほどではなくても、もっとワイルドになった方がいいかも知れないな、と思っている。

トランプ大統領のあの強かさは天性のものかも知れないが、転んでもただは起きないあの強かさには舌を巻く。

岸田さんも玉木さんも、極めて良識的な政治家のようだから、十分信頼に値するのだが、しかし如何にもどこか弱そうに見えるところが、政治家としての大成を阻む一因なのだろう。

玉木氏(本人ツイッター:編集部)

もっと力強くあれ、などといくら言っても、生来温厚な人はそう簡単に自分を変えることが出来ないものだ。

岸田さんも玉木さんも、もっと修羅場を潜った方がよさそうである。地面を這いつくばり、泥水を呑んで、再び立ち上がった時に、ようやく強い政治家になれそうな気がしている。

岸田氏(自民党サイトより:編集部)

自民党の若い政治家の中には、岸田さんや玉木さんのようなタイプの人が結構多そうである。

それなりによさそうだが、しかしあまり頼りにはなりそうもない。

皆さん、もっとワイルドになるべし。

もっとも、ワイルドとは言っても、決して野卑になってはいけない。上品に、力強く。

維新の一部には、決して上品ではないが、ワイルドそうな人がいるようである。

立憲民主党にいるかどうかは、知らない。


編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2020年11月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。