「現役生(浪人生も)は最後の1分まで伸びる!」受験生時代に私を支えたコトバ

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

いよいよ今週末は大学入学共通テスト(旧センター試験)ということで、本格的な受験シーズンに突入いたしました。

コロナ禍での不安・不確定要素の中で挑む受験生には心苦しい限りですが、平常心で試験に臨んで実力を発揮していただきたいと願うばかりです。

高2までちゃらんぽらんだった私も、高校3年生の時はさすがに虫のように勉強をしておりまして、ラストスパートの時期は1日17時間(睡眠6時間、休憩1時間以外)ペースで机にかじりついていたものです。

そんなときに私を支えたコトバを2つほど紹介したいと思います。

現役生は最後の1分まで伸びる!

たしか駿台の予備校講師に言われ続けた台詞。

もちろん浪人生でも伸びるわけですが、勉強時間の少ない現役生の方が伸びしろが多いですし、現役生向けの講座でしたのでね。

「直前に読んでいた参考書の問題が出ることだってあるんだ。試験監督がしまえというまで参考書は閉じるな!
「ただし、知らないことを目にすると不安が増すから、直前に見るのは使い慣れた参考書にしておけ!」

という言いつけを守り、受験当日も移動時間・休憩時間を惜しんで使い込んだ参考書に目を通し続けたものです。

これはいま現在、選挙のときに1分1秒を惜しんで握手を求め、そして最後の1分1秒まで駅に立ち続ける習慣につながっています。

最後の最後まで、1点、1票を掘り起こす!!

これが人生の勝負の行方を(大げさではなく)決めます。

ferrantraite/iStock

得意科目・分野を持っている人間は強いよ

私、高校生のときはいわゆる歴史マニアでした。これだけは誰にも負けん!!

と、選択した世界史の授業ではオリジナルのまとめノートをつくり、授業が終わる毎にとにかく自分の頭に知識を貪欲に詰め込んでいったものです。

思えば、「他人から得た情報を効率よく綺麗にまとめる」というブロガーとしての習性は、このときについたのかもしれないな…。

しかし世界史以外はムラがあった私に、先生が(たぶん慰めで)「得意科目があると強いよ」と言ってくれたわけであります。

確かに一科目でも絶対的に得意な科目があると、「世界史でまず80点は取れる。だから英語で多少コケても大丈夫!」など精神的な支えにもなるので、結果として私の受験という勝負にはとてつもなく貢献してくれました。

この人生経験から、まんべんなくすべてができるジェネラリストより、極端な強みを持っている人材のほうが強い!

という価値観をなんとなくもっているのですが、気づけば私は特に強みのない器用貧乏な政治家になっているという…(死)。

まあ人生、なかなか思ったようにはいきませんな!

というわけで、たわいもない話でしたが、とにかく受験生は最後の最後まで伸びます!センター試験が終わったあとの時期からでも、まだまだ勝負はわからない。

受験の弊害というのも叫ばれて久しいですが、なんだかんだで努力と根性で乗り切った経験は人生の糧になるはずです。

限界をぶち抜け!!

心より応援しております。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月16日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。