こんにちは、東京都議会議員(町田市選出)
無所属 東京みらい おくざわ高広です。
今日はオリンピックパラリンピック特別委員会が開かれ、
1.本当に開催できるの?
まず皆さん気になるのは、
都民F 無観客開催でコスト減と安全確保
自民党 経済回復のためにも一丸となって開催へ
公明党 復興五輪などの目的を果たすために開催へ
共産党 中止
立憲 観客数など工夫しながら開催へ
では、みらいはといえば、
インバウンドも含めたフルスペック開催 ✖️
中止や無期限延期 ✖️
ということで、
観客数減らした開催(もしくは見通しのたつ範囲での延期)
大会開催単体ではなく、
そもそも論ですが、
2.レガシーって何?
レガシーとは、「オリンピック・
一昨年のラグビーワールドカップでは6464億円の経済波及効果
一方で、東京2020大会では2017年に試算されており、
また、五輪人権尊重条例による性自認・
3.ジェンダー平等をレガシーに
そのような中、
当然、私にとっても憤りを覚える、
以下、該当部分です。
今日取り上げてきたレガシーについて、
私は東京2020大会が日本人の価値観を変えることが最大のレガ シーになると考えてきました。五輪人権尊重条例における性自認・ 性的指向への差別的取り扱いの禁止やいわゆるヘイトスピーチの解 消、受動喫煙の防止といった、 これまでの日本においてはタブー視されてきたことについても、 大会を契機に世界標準に肩を並べていこうという取組や議論こそが 最も大切なことだと思うのです。
今般、組織委員会の森会長より女性に対する残念な発言がありましたが、 ジェンダーギャップ指数を見ても分かる通り、 日本はジェンダー平等について世界から大きく後れを取っているの が現実なのです。確かに発言自体は大変遺憾であり、 個人的にも許しがたいものです。しかし、森会長がやめても、 この東京に、 日本に性による差別や生きづらさは残り続けるのです。
一例を挙げれば、 ダイバーシティをうたう東京都にあって同性パートナーシップ制度 の検討は一向に進みません。コロナ禍の今、 切実な不安を抱えて暮らす方々がいらっしゃいます。また、 別の例を挙げるならば、 都立学校の入学試験において男女別定員制が残り、 男女間に合格点の格差が生じているのも現実です。
この場に小池知事がいないのが残念でなりませんが、本当の意味で五輪を迎えるにふさわしい東京都に生まれ変わるチャ ンスなのです。これを機に、 パートナーシップ制度の実現やジェンダー平等の実現も、 東京2020大会の残すべきレガシーの一つにすべく取り組んでい くことが私たちの責務だと考えます。 怒りや憤りといった感情をそのままに表現することは簡単です。 失敗をおかした個人を責めることは誰にでもできます。しかし、 その失敗をカバーして、分断を生まず、 今よりも良い社会をつくっていくことは私たちにしかできないこと なのです。
本当の意味で東京が、日本が、世界がONE TEAMになるよう全力を尽くすことをお誓いし、また、これを見ている、聞いている全ての方々にも心からお願いし、 質問を終わります。
動画は、こちら
「令和3年オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会」→
→3時間19分30秒から質疑(3時間34分30秒から該当部分)
委員会が終わった後、ある尊敬する議員から「残りの任期5ヶ月、