オリンピック・聖火ランナーの是非について聖火ランナー内定者のホンネ

森さんが辞任しました。

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森さんの発言で物議を醸しているオリンピック・聖火リレーですが、私は聖火ランナーを辞退する気は微塵もありません。だからと言って森さんの発言を擁護する気も毛頭ありません。女性蔑視などもってのほかですし、現在の状況でオリンピックを強行して果たして本当に『平和の祭典』となるのか正直わかりません。

しかし開催できる環境が整うなら私は是非とも走りたいと思います。一般人聖火ランナーにとってはまさに一生に一度の晴れ舞台だからです。アスリートの思いとは比べようがありませんが、選ばれたこと・このチャンスを簡単に諦められるほどには私は大人ではありません。これは私のオリンピック・パラリンピックでもあるのです。

組織委には一早く具体的な方針を示して頂きたいです。強行策ではなく、この条件が整えば開催、ダメなら延期。中止だけはなんとか避けて頂きたいです。一部報道されている2032年でも構いません。全国の聖火ランナーの皆様、それまで元気でいましょう!そして今回選抜されたアスリートの皆様には、2032年に選ばれなかったら聖火ランナーの道を作ってください!よろしくお願い致します。

私的な話で恐縮ですが、2032年ならALSが治って普通に走れるかもしれませんね。


この記事は、株式会社まんまる笑店代表取締役社長、恩田聖敬氏(岐阜フットボールクラブ元社長)のブログ「ALSと共に生きる恩田聖敬のブログ」2021年2月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちらをご覧ください。