いいかげんにしろ!緊急事態宣言再延長

濱田 浩一郎

緊急事態宣言延長の可能性

菅義偉首相が、1月に発令した緊急事態宣言を、2週間ほど延長する可能性がある事を表明した。

mina you/iStock

東京都や千葉県、埼玉県、神奈川県の首長も、宣言を延長したいようだ。だが、私から見れば、申し訳ないが、首長らの延長意見は自らの無能をさらけ出しているだけのように思えてならない。

日々の感染者数は減っているのに

東京にしても、日々の感染者数がこれほど減っているのに、なぜ緊急事態宣言を出し続ける必要があるのであろうか。

1月や2月の感染者数よりも、11月の感染者数のほうが多い日もあるのだ。11月にも1日300人の感染者を出している日もあるのに、11月には緊急事態宣言は出されていない。

2月には1日100人超の感染者しか出ていないのに、緊急事態宣言が出されている。これは、明らかにおかしいのではないか。矛盾している。しかも、11月にはそのような状況であるにも関わらず、Go Toキャンペーンをやっていたではないか。

病床の逼迫を懸念するなら

菅首相や首長は、病床の逼迫を懸念しているようだが、逼迫しているのなら、それを改善、解消するように、なぜ全力を尽くして取り組まないのか。

新型コロナを5類感染症へ格下げするなど、様々な方策があるはすだ。

それらの事を考慮・実行せずに、病床の逼迫・逼迫と何とかの一つ覚えのように、連呼しているだけでは、無能と言われても仕方ない。

いい加減にしろ、緊急事態宣言!

時期的に人出が多くなる時期だけ、数日から数週間、緊急事態宣言をピンポイントで出すのならまだ理解できるが、ダラダラと緊急事態宣言を継続しても、経済にも打撃を与えるだけだ。

人間の我慢にも限界がある。いい加減にしろ、緊急事態宣言!そう叫びたい人も多いのではないか。