大阪市を先行事例に、「失われた成人式」の復活・再実施を!

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

コロナ禍で政治に関しては暗いニュースが続く中、久しぶりに明るいニュースが。

〈独自〉USJで成人式 大阪市、2万5千人招待 5月実施へ(産経新聞)

大阪市が、中止・延期になってしまった1月の成人式を挙行する方針で調整中とのことです。

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賛否両論は出るかと思いますが、合理的な感染症対策を実施した上でという前提で、私は大変素晴らしい決定だと思います。

こちらのTweetをしたところ、「テーマパークで成人式なんて、もうやってるところあるよ!」という指摘もありましたが、モデルケースにして欲しいのは「成人式を再実施する」という部分です(テーマパークは最重要ではない)。

今回のコロナ禍で、特に若者・現役世代は過剰な我慢を強いられてきました。政策の中には、必ずしも科学的合理性がなかったものが多くあったと思います。

だからこそ、成人式という旧友たちと邂逅する貴重な「場」を奪われてしまった新成人たちに、リアルでその代替機会を大人たちが準備してあげるというのは死活的に重要です。

ご案内の通り、成人式はその中身には(失礼ながら)大きな意味はなく、「集まる」ということに意味があるイベントなので、オンラインでは代替ができないものです。

私も地元・北区には区議会議員と連名で、延期して実施するよう要望を1月の時点で提出しています。

オンラインで中継したよという自治体も含めて、ぜひ然るべき時期に「リアルで再実施」するという流れができて欲しいと説に願います。

都内では無為無策で緊急事態宣言を延長してしまった結果、都立公園の一部閉鎖など、引き続き現役世代に不条理な我慢を強いる自体が続いています。

まさに緊急事態宣言を「日常的なもの」にしてしまったツケは非常に重いと言わざるを得ないでしょう。

小池氏、コロナ対応“主導権”取り戻すか 自民幹部「油断も隙もない」(産経新聞)

「誰が主導権を握るか」という、極めて下らない理由でコロナ対応が振り回されている状況は、一刻も早く打破しなければなりません。

21日に迫る緊急事態宣言の延長可否については、引き続き政府の正式発表を注視し、しかるべき提言を行って参ります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年3月14日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。