たった1人しか選ばれない「首長選挙」の難しさ。宝塚市は惜敗、富山市で雪辱を目指す!
こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
破れたとはいえ、宝塚市はもともとリベラル勢力が非常に強い地域。その宝塚市で自公推薦候補を抑えながら、ここまで迫ったことは大きな一石を投じる結果でもあります。
ああ、それにしても悔しい…。維新公認の候補ですから、感染症がない万全な状況で代表・副代表クラスが応援に入れればと思わずにはいられません。
「江戸の仇を長崎で討つ」ではありませんが、大阪以外での維新勢力の首長誕生に向けて、私もできる限りのバックアップをしていきたいと思います。
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それにしても、たった1人しか選ばれない「首長選挙」の難しさよ。やればやるほど、その壁にぶち当たります。
私も北区長選挙に挑戦・惜敗したのがちょうど2年前。組織を持たない新人候補にとっては、周りのすべてが敵のように見える闘いになります。
今回、宝塚市長に当選した候補の選挙事務所にも、所狭しと労働組合などの団体から為書きが貼られている映像が非常に印象的でした。
予算の編成権・人事権を一手に持つ最大権力者を選ぶがゆえに、既得権層のすべてが血眼になって票とお金を集める。それが首長選挙。
この厳しい戦いをいくつもの地域で制している大阪維新の凄まじさに、改めて舌を巻くばかりです。
選挙は苦しい。本当に苦しい。
しかし、喉から手が出るほど団体票が欲しくても、しがらみを作らずにここを突破するからこそ「あたらしい政治」を創ることができる。
この原点と、2年前の悔しさを忘れずに前に進んで参りたいと、改めて思った一日でした。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年4月11日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。