石破茂です。
鳥取県米子市の松陰学園高等学校の関係者に新型コロナウイルス感染者が出たため、同校と米子市の保健所が協議した結果、同校の野球部が県大会出場を辞退することとなった件で、多くの方々のご尽力により、本日事態は好転し、同校は改めて県大会に出場できることとなりました。
高校生たちの思いが叶ったこと、またそれに伴って、オリンピックにおける対応(陽性が確認された関係者がいても選手が陰性であれば出場の可能性がある)との整合性を取れるようになったこと、また感染者に対する心ない誹謗中傷の同調圧力が回避されたことは、まずは良かった、と思います。
一方で、たとえどんなに目的が正しかろうとも、「鳥取県の権力者は圧力をかけるべきだ」とのご意見には賛同し得ません。このようなケースにおいて高圧的に権力を行使すべきものではないと私は思っております。
ゆえに、誰に、とは申しませんが、私が今朝からご相談を申し上げた中央と鳥取県の関係者の方々が、誠心誠意尽力して下さったことに、心より感謝いたします。
ご心配下さった全国の皆様にも、御礼申し上げます。
編集部より:この記事は、衆議院議員の石破茂氏(鳥取1区、自由民主党)のオフィシャルブログ 2021年7月19日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は『石破茂オフィシャルブログ』をご覧ください。