五輪開会式ディレクターの小林賢太郎氏が、ラーメンズ時代の20年前にホロコーストをネタとしていたことが判明しました。当然これに対して大きな批判が起こり、演出を担当していた小林氏が開会式前日にも関わらず、解任されることとなりました。
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オリンピックの演出家の方が開会式前日に解任されるのは、まさに前代未聞です。
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中山泰秀防衛副大臣がサイモン・ウィーゼンタール・センターに連絡を入れたことで非難が沸き起こったようです。サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center, SWC)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに本部を置く、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の記録保存や反ユダヤ主義の監視を行っている国際的な影響力の非常に強いNGOです。
たしかに小林氏の発言・行動は問題ですが、政府の中の人がこれをやることもたいへん問題をはらんでいるのではないでしょうか。
【通報の経緯と思われる魚拓】
https://archive.ph/Epw0i
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コントは1998年に発売されたラーメンズのビデオに収録されたもので、教育番組「できるかな」のパロディーを装い、その中で「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」という言葉が出てきたようです。
この案件は、さまざまな方面で、さまざまな意味で、厳しい事態になると予想されます。サイモン・ウィーゼンタール・センターの影響力の一端は、マルコポーロ事件として知られています。組織委の適切な対応を期待したいと思います。