いまコロナで亡くなっているとされている人の大半はコロナが死因ではない

永江 一石

7/28に書いたこちらのエントリーですが

日本の感染拡大は五輪が原因である仮説
コロナは日本ではワクチン効果でもう終わった 何度でもいう。日本のコロナはもう終わっている。 ワクチン効果で感染拡大しても死なない病気になった。このペースの死者ならインフルエンザ関連死の1/10です。年間2000人の死者の結核と同...

この後の推移を見ますと
発症日ペースで27日がピークだったのですが、一昨日8/2がかなり追加されました。

23日の開会式でブーストされて4日後の27日に発症はほぼ間違いないところですが、そのあとの五輪の視聴率が想像の斜め上を行きました。
番組平均世帯視聴率をざっと見ても

8/8
31.4% 陸上・男子マラソン
46.7% 閉会式

8/7
37% 野球男子決勝・日本×アメリカ

8/5
26.3% 卓球女子団体決勝・日本×中国

8/4
26.2% 野球男子準決勝・日本×韓国

8/3
30.8% サッカー男子準決勝・日本×スペイン

7/31
26.9% サッカー男子準々決勝・日本×ニュージーランド

7/26
24.6% 卓球決勝~表彰式・混合ダブルス

7/24
24.2% 柔道3位決定戦~決勝・男子60kg級

7/23
56.4% 開会式

7/22
25.1% サッカー男子一次ラウンド・日本×南アフリカ 後半

逃げ恥最終回が20.8%ですので、どれだけ凄いか分かります。開会式も閉会式も紅白以上。
新規陽性を潜伏期間5日分を前倒し集計するとこうなります。

年末の紅白で大爆発。今回も同様です。しかも2週間ぶっ続け。家庭内感染大爆発してます。

仮説は前半部分の「開会式でブースト」は当たったようですが、後半の「この一発で終わると思う」がオバケ視聴率が続いたことで長引きました。やっと6日前後から減少ですが、閉会式がなあ・・・・・あんなんで紅白以上かよ・・・・

死者は激減のままです。しかしちょっとおかしい・・

日本の死者はワクチン効果で激減です。

しかしこれを個別に見ていくとおかしな事に気づきます。
↑のグラフは速報版の集計ですが、東京だとこうなります。

しかしたとえば8/9は死者3人ですが、内訳を見ますと

亡くなったの、全員7月!!

また、8/7だと

診断して死亡が当日か翌日・・・・・緊急入院前の検査でしょ
中には5ヶ月も入院してた70代

これはすべて厚労省の昨年の通達「死亡時にコロナ感染が発覚したらすべてコロナ死とせよ」に由来しています。死者が多いときは全体に占める割合と大阪府のデータを見ると2割程度だったのですが、死者が減少したいま、それが大きな誤読の元になっています。東京都は死亡日別データではコロナが死因以外を省いています。それを見ますと8月にはいっての死者はたったの7人。


が、速報の集計では21人。

いまの死者数の2/3はコロナが死因ではない

この比率を全国に当てはめますと8月にはいっての死者数は103人ですが、実は30人程度しかいないことになります。1ヶ月だとせいぜい100人。年間1200人・・・・

新型コロナ1200人
インフルエンザ 2-3万人(西浦説)
結核 2000人
肺炎10万人
子宮頸がん3000人(感染症です)

やっと5類に落とすかという検討が始まったのはこの致死率の急低下が一因です。なおウイルスの弱毒化によるものというのは

高齢者の重症率のみさがったことから、それよりワクチン効果のほうがはるかに大きいと思われます。

厚労省は通達の取り消しを

これだけ死者が減った状態でコロナ死以外を含むのは現場も大変だし混乱を招くだけです。よって至急、通達を取り消して下さい。正確な情報がなくては正しい判断できませんよね。

これは本当にお願いします。

ちょっと目が不自由で見当たらないと探すのが面倒でついに買いました。というほどの値段じゃないけど・・・ww
暇な時にレポート書きますよ。

Pixelci/iStock


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2021年8月10日の記事より転載させていただきました。