菅義偉政権のコロナ対策をワクチン一本足打法という人がいるが、まったく、それに値しない。
① ワクチンの確保が少ない
アストラゼネカを使うのも恐る恐るだし、ジョンソン&ジョンソンなどは使わない。ファイザー確保は頑張ったが、韓国のように期限切れ間近のものまで世界中から少しでも多くという必死さがない。
そもそも、このくらいあれば十分だろうとか考えて、いろんな状況に対応できるように余裕をもった確保をしてこなかった。
60%では集団免疫にならない、三度目も必要、子どもにもしたほうがいい、事実上の義務化が世界の主流など、そういう方向になることを予想は無理だが可能性としては想定すべきことばかりだった。
② ワクチンを打つことは感染拡大を防止するためだけではない
ワクチン接種者が自由を獲得できるので経済がまわることの意味も大きい。
私はワクチンの義務化にも賛成だが、少なくとも、ワクチン接種したら規制を解除されるということをしないと、ワクチン接種に伴って生じる経済効果が出ない。
医者の意見ばかり聞くから、感染防止という観点だけで判断してしまう。
誰にワクチンを優先的に打つかについても、感染防止だけでなく経済の観点も加味して決めるべきなのだ。