池袋暴走事故で禁錮5年の判決は妥当なのか

池袋暴走事故で飯塚幸三被告(90)を禁錮5年とした東京地裁判決は「ブレーキとアクセルを踏み間違える過失があった」と認定しました。

池袋暴走母子死亡事故 90歳被告に禁錮5年の実刑判決 東京地裁 | NHKニュース
【NHK】おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、…

飯塚被告は「車に異常が生じて暴走した」と無罪を主張していましたが、それが認められなかったということです。

飯塚被告が旧通産省元幹部ということで、「上級国民」なので量刑が軽くなるのでははという憶測も飛び交っていました。

事故現場の様子 NHKより

遺族の方の気持ちは切実です。判決前の遺族・松永拓也さんは「皆様に加害者に対する怒りとか憎しみを持って欲しからではありません。交通事故がひとつでもなくなってほしいと願っているからです」と述べています。

池袋暴走事故 判決前の遺族・松永拓也さんが110人に届けた言葉  
 2名が亡くなり9名が重軽傷を負った池袋暴走死傷事故。妻・真菜さん(当時31才)と長女・莉子ちゃん(当時3才)を亡くした松永拓也さんは、無罪を主張する飯塚幸三被告との裁判を行いながら(…

警察の捜査が難航したのではという指摘もあります。

法にのっとっれば、上級国民とまでは言えないのではという指摘も。

この事故で、9人に重軽傷を負わせて、母親と子どもの命が失われました。高齢ドライバーの問題が改めて注目されています。遺族側は民事訴訟でも係争中です。訴訟に踏み切った理由を「真実を聞きたい」と説明しています。