菅首相が自民党総裁選に出馬せず、辞任すると表明しました。
首相 総裁選立候補せず 記者団に表明
管総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、今月行われる自民党総裁選挙に立候補しないことを表明しました。https://t.co/E0C7H0HrH9#nhk_video pic.twitter.com/o9QB7WE6wc
— NHKニュース (@nhk_news) September 3, 2021
内閣支持率が3割を切り、今月おこなわれる総裁選では不利といわれていました。それを打開するために二階幹事長を交代させ、党四役人事と内閣改造を6日にやる予定でしたが、その人事ができなかったことが決め手になったようです。
菅総理総裁選不出馬のニュース。党四役任命に失敗し命運がたたれた。だが、なぜ党四役を交代させようとしたのか。菅氏が無派閥であることを考えれば、動きを間違えたことは明らかだ。菅氏を裏切った二階氏は、かねてより選択肢として残しておいた石破氏を推すだろう。政局。https://t.co/KTKIuvVPNC
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) September 3, 2021
この背景には、菅首相が総裁選を有利に戦うために衆議院を解散し、総裁として総選挙を戦おうとした戦術が党内の反発を呼んだ事情があるようです。
菅首相は総裁選が劣勢と認識したからこそ、この状況を一変しようと総裁選前の衆院解散を企図した。しかしこれが裏目となった。この情報が漏れた途端、自民党内は騒然となり、それまで菅氏再選を支持していた派閥も一斉にそっぽを向いた。この時点で総裁選不出馬が決まったと言ってよい。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) September 3, 2021
不人気の総裁で総選挙を戦いたくない党員の意思に応えて、人事でイメージチェンジを図ったものの、役員のなり手がなく、みずからを窮地に追い込んでしまいました。
総選挙を前に、自民党の支持率は未だ高い水準にあるのに、支持率が低く、無党派はおろか自民党支持層すら固められない内閣に引き摺られて自分も選挙に負けるのは嫌だ、と党内で思われてしまうのは自然な成り行きだろう。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) September 3, 2021
皮肉なことに菅退陣を受けて、株価は上がりました。
東京株急騰、新政権に期待 一時2万9000円台付ける https://t.co/Y9jfZUiHTB
支持率が低迷していた菅義偉首相が辞任する意向を固めたことが伝わり、新政権誕生への期待感から買いが優勢となった。平均株価は急騰し、一時2万9000円台を付けた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 3, 2021
注目されるのは総裁選の候補ですが、すでに立候補を表明している岸田文雄氏と高市早苗氏の他に、石破茂氏、河野太郎氏、小泉進次郎氏などが下馬評に上がっています。
「次の自民党総裁にふさわしい人」は1位に河野太郎氏、僅差で石破茂氏が続いて3位が岸田文雄氏。自民党支持層に絞ると菅義偉首相が1位でした。https://t.co/GnuB0cAQAA
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) August 29, 2021
【岸田氏 総裁になれば党人事白紙】https://t.co/XebrCl14Ow
岸田前政調会長は2日、BS-TBS番組に出演した。首相が6日に実施する予定の党役員人事について「総裁になれば自分の思う、しっかりとした人事を行うことは当然だ」と述べ、自身が総裁選で勝利した場合、白紙化する考えを示した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 2, 2021
河野氏が出馬検討、石破氏の動向焦点 自民党総裁選(日経)https://t.co/XCGIfV9iRd
菅首相退陣を受け、河野太郎規制改革相は自民党総裁選への出馬を検討する見通しだ。石破茂元幹事長の動向も焦点になる。総裁選にはすでに岸田文雄前政調会長が出馬表明している。高市早苗前総務相も出馬をめざす。— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) September 3, 2021
自民党総裁選は9月17日告示、29日投開票の予定です。第1回は地方票と国会議員票が半分ずつで、過半数に達する候補がいなかった場合は上位2人の決選投票(ほとんど国会議員)で決まります。
菅総理が総裁選に出ないということは、次の総裁選で勝った人が首相になるんですよ。意外と知られてないかもしれないですけど。 pic.twitter.com/Hx9qKaude0
— 窓際三等兵 (@nekogal21) September 3, 2021