全く気乗りしないテーマなのですが、かなりお声がけいただくことから一言だけ。
先般の都議選で当選し、無免許運転での衝突事故を起こしていた木下ふみこ議員が書類送検されました。
都議会では、木下さん以外、全員の会派で談話が発表され、再度辞職勧告決議を出す準備に入ったとのことです。
とはいえ、辞職勧告決議には強制力がなく、音信不通の木下さんが辞職するとは、今のところ考えにくいです。
そうなれば、都議会としても、これ以上信用を失墜させまいとして、強制力のある対応を検討しせざるを得ません。
すでに2か月間の任期が過ぎる中で、議会には出席せず、報酬だけを受け取ってしまっている状況です。
もし、今後も議員を続けたいのであれば、説明責任を果たし、この間の議員報酬については返還をするなどの対応が最低限必要な状況となっています。※法律上返還できないかもしれないので、その場合は別の方法を考える必要あり。
また、当選から3か月までに辞職した場合には、次点が繰り上げ当選となりますが、
3か月を過ぎてから辞職した場合には、空席となってしまいます。
本日、第三回定例会で審議される補正予算3,387億円の内容が示されました。
新型コロナ対策の大事な予算であり、今ならば、その質問時間も他会派に割り振られることになるはずで、そのような意味でも議席を持ち続けることには問題があると言わざるを得ません。
と言いつつ、私は、当選同期で、一生懸命に取り組む姿も知っているだけに、とても複雑な気持ちです。
都議会の日程を考えると、おそらく、来週いっぱいがラストチャンスです。
木下さんのこれからの人生を考えても、けじめをつけて、やり直してほしいと思っています。
都議を辞めてみて思いますが、社会を変えていく方法は都議だけではありません。
木下さんのバイタリティをもってすれば、まだまだ活躍できる舞台もあると思います。
木下さん、この声届くなら、どうか、出てきてください・・・。