菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は、国会議員の投票が行われましたが、当選に必要な過半数の得票に達した候補者がいなかったため、河野太郎行政改革担当相と岸田文雄前政調会長の2人による決選投票が行われました。
その結果、岸田氏が総裁選を制しました。
『自民党総裁選2021』新総裁決定。
第27代自民党総裁は「岸田文雄」氏と決定されました。#自民党総裁選 #自民党総裁選2021 pic.twitter.com/5OYIn3XYv0
— TOKYO自民党 (@tokyojimin) September 29, 2021
決選投票で岸田氏が河野氏に競り勝つとういう、事前の予想通りの展開となりました。
自民党総裁選決選投票の結果、新総裁に岸田文雄氏が当選しました。
高市陣営もほとんどが岸田氏に投票したと思います。
岸田新総裁には、高市さんに寄せられた国民の大きな期待も踏まえ、今の国難を毅然と乗り切られることを期待します。 pic.twitter.com/mJrAaLJni1
— 山田宏 自民党参議院議員 (@yamazogaikuzo) September 29, 2021
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けれども、1回目の投票では、岸田文雄氏が河野太郎氏を1票差で上回りトップに立ちました。それまでの報道と開票結果の差分は、驚きをもって受け止められています。
第1回投票で河野太郎氏が議員票を86票しか取れず2位に甘んじた衝撃は計り知れない。圧勝、過半数狙い、小石河連合…マスコミの願望報道は砕け散った。“高市嫌い”日テレは河野120、高市70票と直前予測。だが実際は河野86、高市114票。ここまであり得ない数字には世論操作の疑いが拭えない。総括会見を。 pic.twitter.com/rLBLNHmz19
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 29, 2021
高市氏は健闘。岸田・高市両陣営の協力体制も整っていました。
岸田新総裁誕生。
我が高市陣営は、議員票は堂々の2位で114票。
今だから言えるが、昨日来から岸田陣営幹部とどちらが決戦投票に残ってもお互い協力することを約束。河野氏政策は安定性なしとの意見で一致。結果的に見事に機能。党員投票も河野氏44%、岸田・高市で49%。民意も反映されているのだ。 pic.twitter.com/uc5ICacyHC— 古屋圭司 (@Furuya_keiji) September 29, 2021
自民党内での河野氏への反発の思った以上に大きかったようです。けれども、2回目の投票で河野氏は国会議員票を積み増していることから、さまざまな思惑が交錯していることが見受けられます。
新総裁は岸田氏。河野氏の人望のなさ、小石河連合の遠心力が大きい。議員票で河野氏を28票も上回った高市氏は国民に認知され次へとつなげた。
— 阿比留瑠比 (@YzypC4F02Tq5lo0) September 29, 2021
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新総裁の課題は山積しています。総裁選前には、ほかの候補を党内や内閣で重用するという見通しをしめしていたので、人事も難航するのではないでしょうか。
岸田新総裁、選挙は弱そうだけど野党が狂ったような集団だから、結局行ってこいの衆院選になるんじゃないかな。
— 猫組長 (@nekokumicho) September 29, 2021
今後、外野から心無いことを言われると思いますが、新総理の政権運営に期待したいと思います。
岸田新総裁の「我が国は民主主義の危機にある」というスピーチ、その民主主義の危機をもたらしたのは誰かって話をしてくださいよって感じだよな……マジで。
— 津田大介 (@tsuda) September 29, 2021