岸田新総裁が自民党の新しい執行部を発足させました。
主な顔ぶれは以下の通り。
総裁:岸田文雄(64)衆9(当選回数) 岸田派
副総裁:麻生太郎(81)衆13 麻生派
幹事長:甘利明(72)衆12 麻生派
政調会長:高市早苗(60)衆8 無派閥
総務会長:福田達夫(54)衆3 細田派
選対委員長:遠藤利明(71)衆8 無派閥
国対委員長:高木毅(65)衆7 細田派
幹事長代行:梶山弘志(65)衆7 無派閥
幹事長代理:田中和徳(72)衆8 麻生派
広報本部長:河野太郎(58)衆8 麻生派
組織運動本部長:小渕優子(47)衆7 竹下派
この人事に関して、様々な異見が飛び交っています。
甘利氏の疑惑は有名です。
菅政権より酷い、傀儡安倍政権か。岸田氏は、何を考えてるのか。実力で総理になれないとこうなる。
贈収賄が取り沙汰された甘利氏が幹事長に
甘利幹事長、松野官房長官 高市政調、麻生副総裁 総務会長に福田氏抜てき 岸田執行部が1日発足 https://t.co/pFUakUndM0
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) October 1, 2021
麻生氏の財務相交代を惜しむ声も。
福田達夫氏が当選3回で総務会長に抜擢されたことは驚きをもって迎えられました。
昨日は「次善」の総裁が選ばれ、「最悪」でなかったと胸をなで下ろしたが、今日の人事を聞いてビックリ。あれだけ有能な高市早苗氏を官房長官に起用せず、当選3回生の福田達夫氏を党総務会長にしたこと。間近に迫った衆院選を考えたらあり得ない人事。この政権、所詮来年の参院選までの短命か。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) September 30, 2021
河野大臣は冷や飯を食わされた格好ですが、あまりに露骨では。
【いい経験された】河野太郎候補について、麻生太郎財務大臣「負けて残念な思いをされていると思う。朝日新聞じゃ勝つ事になってましたからね、実際、負けた。やっぱり朝日読んじゃいかんかなと思った人がいるかどうか知らんけど。色んな意味で勉強された、経験をされたと思ってる」 pic.twitter.com/xAlpicXfjG
— Mi2 (@mi2_yes) September 29, 2021
小渕氏が、組織運動本部長という自民党の政治運動全体の責任者という人事も。
何度もいうけど情報機器廃棄は小渕優子先生を見習うべき。情報機器の廃棄はあのように物理的に破損させ利用を不可能する方法を取るのが正しい。むしろ危機感のない多くの人たちの方が心配だ。小渕優子先生を見習うべき。 https://t.co/LiXiRihMhP
— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) September 28, 2021
高木氏の起用は週刊誌が喜びそうです。
【下着泥に香典配り疑惑で国会対策】アマリに甘利に加え、国対委員長に起用する高木毅議員は、約30年前に地元福井県内の女性宅から下着泥棒疑惑を報じられ、選挙区内で行われた葬儀に香典などを複数回支出する公職選挙法違反疑惑もある。国会を開かないから閑職なのか??https://t.co/n1IqkwXJ8R
— 金子勝 (@masaru_kaneko) September 30, 2021
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早くも暗雲が・・・と思われますが、岸田新総裁および党執行部の深謀遠慮に期待したいと思います。