久しぶりに夜行の寝台列車に乗りました(写真)。恐らく、小学生の頃、青森から上野まで寝台特急に家族で乗って以来かもしれません。
今回乗ったのは、出雲市から12時間かけて東京に戻るサンライズ出雲です。
飛行機に乗ればわずか2時間足らずで帰れるところを、敢えて電車でゆっくり時間をかける。「時間の自由」があればこそできる贅沢だと思って今回乗ってみました。
時間の自由だけでは無く、人生には「お金の自由」も必要です。旅先で好きなお店に行ったり、泊まりたいホテルを予約するのには費用がかかります。
旅行に限らず、資本主義社会における毎日の生活は、お金無しには成り立ちません。田舎暮らしをして自給自足と物々交換でお金はいらないという人もいるかもしれませんが、それは例外です。ほとんどの人は、必要なお金を手に入れられなければ、やりたいことを諦めなくてはなりません。
さらに、時間とお金という2つの自由があっても、「人間関係の自由」がなければ、人生の満足度は高まりません。人生は誰と付き合うか、そして誰と付き合わないかによって決まります。
苦手な人と付き合わざるを得なかったり、仕事で嫌な人と一緒になるのは、ストレスが溜まるものです。特に私の場合、人の好き嫌いが激しく、嫌いなものに対する耐性があまり無いので、無理が出来ないのです。
人生の3つの贅沢は、時間の自由、お金の自由、人間関係の自由が手に入ることだと思います。それが豊かな生活を実現する必要条件です。
3つの自由を獲得するのは、簡単ではありません。でも、努力をすれば誰でも手が届くものだと思います。私も、少しでもその世界に近づいていけるように、努力を続けるつもりです。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2021年10月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。