8日、れいわ新選組の山本太郎代表が、次期衆院選に東京8区から出馬するとの意向を発表しました。
東京8区は、野党共闘を呼びかける「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」を通じて、れいわが共通政策を結ぶ立憲・共産両党がそれぞれ候補者を擁立しています。そこにいきなり山本氏が割って入った形となりました。このため、いきなり野党共闘が瓦解する可能性も出てきました。
両党間では、地場に根差して着々と準備を進めていた立憲の吉田晴美氏に一本化する方向で調整が進んでいたため、関係者の間で大混乱が生じているようです。
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野党からは失望の声が。そりゃそうですね。
山本太郎さん、お願いです。
東京8区でない選挙区から出ていただけませんでしょうか❗️
何卒何卒。 https://t.co/yoAeq72QjO— 梅津ようせい (@umetsuyosei) October 8, 2021
聞いてないけど楽しいからまあいいや、という声も。
うわ!大変なことに(笑)
少なくともぼくは聞いてない。
地元の市民運動や各政党の地域組織を無視して候補が決まるなら応援しない。
ただぼくは、杉並は統一したいぜ派だからみんなで納得いくなら応援…地域で緊急会議だよね。宣伝カーにみんなで乗るのは楽しみだよ、そら。https://t.co/M9BkXyjQda— 原田あきら(日本共産党都議会議員/杉並) (@harada_akira) October 8, 2021
山本氏は「石原伸晃氏なら勝てる!」と踏んだようです。勇み足でないといいですが。
この筋については東京新聞の独自記事なら信憑性高い。左派の多い土地柄で、相手が石原伸晃氏なら勝てるとみたのだろう。かつて総裁選にまで出た派閥の領袖の石原氏、比例重複などやめて一発勝負で臨んでほしいものだ。
https://t.co/bZx0x8SC0K— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) October 8, 2021
山本氏は「調整しないとこんなことできない」と自らへの野党候補の一本化を強調しました。けれども、聴衆から「吉田晴美さんで決まっていた!」という声が上がったそうです。
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期待の声と。
政権交代への発火点となるか。
れいわ・山本太郎氏「目的は政権交代。鼻つまんでも応援して」衆院選、東京8区で立候補表明
山本氏は「野党共闘とは政権交代に向けて選挙区を調整していくこと。8区に私が立つ意味合いは、野党共闘の中で調整していくということの一部だ」 https://t.co/LB5GItghBh
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) October 8, 2021
失望の声が。
政権交代への発火点になる前に、野党共闘に着火もできないまま消えてしまわないか心配です。