パナやホンダで「早期退職募集」に希望殺到

パナソニックの楠見雄規社長が会見で10月1日、9月末で1000人以上の従業員が早期退職制度を利用して退職したことを発表したことが話題になっています。

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来年4月の持ち株会社制移行を見据え、来月1日に予定する大規模な組織改革の一環だそう。そこで、早期退職者を募集したら、優秀な人に限って辞めてしまったということです。

4000万円の退職金も話題になりました。

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楠見社長は「パナが大きく変わっていくという説明が不十分だった。もう少ししっかりと説明ができていれば、活躍を期待していた人まで退職することにはならなかったと思う」と話しました。

大人の方便ではないという大人の見方も。

同じく、ホンダでのリストラも話題です。55歳以上の社員に対し早期退職を募ったところ、1000人規模の当初の想定を超えた2000人もの申し出があったそうです。

すでに終身雇用の幻想がない若手の人からみると、それ以前からいろいろ思うところがあったようです。

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才能ある人は新興国のメーカーに引っ張られる人もいるようですが、やっぱり会社からは居なくなって欲しい人も多かったようです。

終身雇用が過去の遺物になってしまったことが、誰の目にも明らかになってしまいました。自分の身は自分で守るしかないですね。

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