パナソニックの楠見雄規社長が会見で10月1日、9月末で1000人以上の従業員が早期退職制度を利用して退職したことを発表したことが話題になっています。
来年4月の持ち株会社制移行を見据え、来月1日に予定する大規模な組織改革の一環だそう。そこで、早期退職者を募集したら、優秀な人に限って辞めてしまったということです。
4000万円の退職金も話題になりました。
楠見社長は「パナが大きく変わっていくという説明が不十分だった。もう少ししっかりと説明ができていれば、活躍を期待していた人まで退職することにはならなかったと思う」と話しました。
パナソニック社長が記者会見で「早期退職に応募したものが千人を越えた。将来期待していた人材までやめられてしまった。自分の早期退職募集の説明の仕方が悪かった」と反省の弁.
そんなことじゃなくて今時大量リストラするようなtopを抱く会社に夢も希望もないからでしょう.— Takeshi Hattori,Ph.D. (@TAKESHIxHATTOR1) October 1, 2021
大人の方便ではないという大人の見方も。
このパナソニックの会見、「気持ちよく出て行ってもらうための方便」という好意的な解釈も見られましたが、「今後会社が変わっていくという説明が足りていれば退職しなかったはず」というくだりはこれまで他社で何度も聞いた遺留の言葉なので、本当に期待の人に逃げられたのだと個人的には見ています。 https://t.co/ErPfciZzhx
— 中田:‖ (@paddy_joy) October 2, 2021
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同じく、ホンダでのリストラも話題です。55歳以上の社員に対し早期退職を募ったところ、1000人規模の当初の想定を超えた2000人もの申し出があったそうです。
なんの仕事してるのかわからないけど定時になると帰っていく“妖精”と呼ばれるオジサン達が、早期退職募集と70歳雇用をきっかけに自分探しの旅に出ると。ええ話やんw → 早期退職制度に2000人が殺到したホンダの舞台裏(ENGINE WEB)https://t.co/9Ml9czXk7w
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) October 11, 2021
すでに終身雇用の幻想がない若手の人からみると、それ以前からいろいろ思うところがあったようです。
才能ある人は新興国のメーカーに引っ張られる人もいるようですが、やっぱり会社からは居なくなって欲しい人も多かったようです。
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終身雇用が過去の遺物になってしまったことが、誰の目にも明らかになってしまいました。自分の身は自分で守るしかないですね。
そもそも「分厚い中間層を生み出す」とか、もはや、誰が総理や大統領やったってムリなんですよ。
そもそも、誰がやっても、出来もしないことをいう人は、嘘つき悪人なのか、善良だけどバカなのか、どっちかですわ https://t.co/cPJUgcGqh9
— 「年収アップ請負人」田端@転職ブートキャンプ開校! (@tabbata) October 9, 2021