中国の不動産大手企業である中国恒大集団が経営危機に陥っていますが、12日に社債の利払いがふたたびできませんでした。
利払いの遅延は、ここ3週間で3回目となります。中国恒大が債務不履行となる可能性も高まっています。
中国恒大、社債利払い再見送り濃厚 同業にもデフォルト懸念https://t.co/Nfn3y8Mxfj
11日は2022年4月、23年4月、24年4月の各償還債の半年に1度の利払い日だったが、中国恒大は国内債権者を優先し、ドル建て債については先月に2回期日が到来したにもかかわらず、利払いを見送ったまま沈黙
— たけぞう (@noatake1127) October 12, 2021
中国では、他の不動産会社の債券も償還できないなど、中国の不動産会社全に問題があることが明らかになってきました。
中国恒大だけを見ても、昨年末短期の手形債務3兆円だったものが6月には11兆円以上になっている。現金がないので、手形で決済を進め、現金確保で他社名義の保証債を乱発 最終的な債務がどこまで膨らむかわかりません。 有利子負債33兆円 簿外16兆円 といわれていますが、買掛金などもあるので、
— 渡邉哲也Ver2.0ワクチン接種済 (@daitojimari) October 9, 2021
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海外投資家は、中国の不動産会社全体にデフォルトのリスクがあることを懸念せざるをえなくなってきています。中国の不動産業界が積み上げた債務は膨大なものとなっています。一部では世界市場への影響がでると不安視する声も出てきました。
リーマン時ってどれくらい負債額が膨れあがってたんでしたっけ?
もしデフォルトが続くとしたら危険すぎる。 https://t.co/szRwovuhPe— Keisuke Honda (@kskgroup2017) October 11, 2021
識者は「キシダメでは滅ぶ」とどこか嬉しそうですが、そんなことを言ってる場合でしょうか。
【中国不動産バブルの崩壊はドル建て社債で始まる】中国の不動産バブル崩壊を「人ごと、いい気味」と思っていたら大間違いだ。ドル建て社債が3日から5営業日でデフォルトの崖っぷちで、世界が巻き込まれる。金融緩和のツケが一気に噴出する危険。キシダメでは滅ぶ。https://t.co/TudOdRR5Vp
— 金子勝 (@masaru_kaneko) October 8, 2021
中国恒大の問題は、うやむやにして終わらせる中国の伝統芸能だと言う指摘も。
そう言えば中国恒大集団の株がいきなり売買停止になって放置されてるけど、中国株を昔からやってる方によると、割とそのケースにぶち当たる事は多くて、そのまま有耶無耶で無かった事になってしまうらしく、エジョフを消して無かった事にした共産党の伝統芸は未だに健在なのだなと改めて思うのである。
— ボヴ (@cornwallcapital) October 9, 2021
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現在の中国は、中国恒大以外にも問題が山積しています。
「中国東北部で電力不足深刻、当局が石炭増産要請も価格高騰」 https://t.co/quPpPflDIx
中国恒大よりこちらの方が遥かに深刻だと思う。東北部で冬の停電は死者が出る。習近平は毛沢東の大躍進並みにやらかした可能性あり。— H.S. Kim (@xcvbnm67890) October 11, 2021
今こそ中国指導者の経済運営の手腕が問われます。