29日、政府は外国人の入国を原則停止することに決めました。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が各国に広がっていることを受けたためです。
30日午前0時から当面1カ月間実施します。
■
28日には、ナミビアから入国した人が新型コロナウイルス検査で陽性となったと伝えられています。
【入国1人陽性 オミクロンか解析】https://t.co/4n4zunvnFS
厚生労働省は、28日、アフリカ南部のナミビアから入国した1人が新型コロナウイルス検査で陽性となったと発表した。国立感染症研究所でゲノム解析をおこなっていて「オミクロン株」かどうか調べているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 29, 2021
そもそもオミクロン株とは、南アフリカで初めて確認され、正式には「B.1.1.529」と言います。わかりにくいので、アルファ株とかデルタ株とか呼びますが、オミクロンまで一気に飛んだ理由は、WHOから説明されていないそうです。
感染に関わる「スパイクタンパク質」に変異があり、免疫を回避しワクチンの効果を低下させるとの懸念もあるそうです。
■
メディアが煽りすぎているという見立てと。
南アフリカ医師会長 「現時点ではオミクロン株に感染した患者の症状は軽く、重篤な患者はいないのでパニックになる理由はない … 現在メディアや世界各国は過大な虚像を作り上げており、われわれの臨床に基づいた実像とかけ離れている…」(ロイター通信より)https://t.co/B9cvKKPTjg pic.twitter.com/3HrT7kMBmY
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) November 29, 2021
政府の対応は迅速でよかったという見立てがあります。
これはかなり迅速かつ、強い対応だと思います。
オミクロン株の正体が分かるまで、理想的な対応ではないでしょうか。
良かったです。 https://t.co/XzREAMsxK3— 知念実希人 小説家・医師 (@MIKITO_777) November 27, 2021
南アフリカの体制が有能すぎるゆえの発見だという指摘も。
一流マスメディアには、冷静な分析と対応を期待したいです。
「『オミクロン株』未知数なれど震える世界」という見出しから、どうしても「新しい変異種キターッ!よーし、全力で不安を煽ってくぞーっ!」という朝日の高揚感を読み取ってしまうワシ。https://t.co/wDhYOQOfao #新型コロナウイルス
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 初のエッセイ『エジプトの空の下』重版決定 (@IiyamaAkari) November 28, 2021
今は予防より医療提供対策が求められている、水際対策が失敗するという意見も。
世界中が鎖国しない限り、基本的に水際対策が失敗するのは自明です。戦略として重要なのは、セキュリティ(予防)対策よりもセーフティ(医療提供)対策です。そして何よりも留意すべきは、感染の流行を政治のせいにするなど、世界で類を見ない幼稚な無茶を言わないことですhttps://t.co/GfBo8hHwap
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) November 26, 2021
対応によっては、日本経済へのダメージは計り知れません。今までのコロナ対策の経験をいかし、冷静な対応を願いたいところです。