日本人のコロナ感染や重症化が非常に少ないのはなぜか。その謎の要因「ファクターX」について、理化学研究所は8日、「日本人に多いHLA-A24という免疫タイプが一つの要因だ」と発表しました。
理研がコロナの「ファクターX」一部解明 オミクロン株に効果か https://t.co/cIcLDwmQ1n
新型コロナ患者の重症者や死亡者が、欧米人に比べて非常に少ない理由として存在が指摘されてきた謎の要因「ファクターX」について、理化学研究所は、「日本人に多い特定の免疫タイプが要因の一部だと解明」
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 8, 2021
感染した細胞をキラーT細胞が破壊するしくみを応用すれば、ワクチンの開発にもつながる可能性があるそうです。
プレスリリース|新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞-体内に存在するもう一つの防御部隊-#理研 #riken #科学道 #科学 #science #科学技術https://t.co/L4lbsA29Za
— 理化学研究所(理研) (@RIKEN_JP) December 8, 2021
これまでいろいろな人が「ファクターX」を推測していますが、政府はいまだにその存在を認めていません。
ロジカル・チャートに沿って系統的に真偽を確認することで効率的に結論を導いた「研究のプロ」の仕事です。もしこのプロジェクトの指導者が分科会のリーダーであれば、日本のコロナのリスク管理が無残なまでに非論理的な状況に陥るようなことはなかったものと推察しますhttps://t.co/nCQiDJTodL
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) December 8, 2021
そのしくみはむずかしいのですが、デルタ株にはきかないといわれています。
【臨時】日本人の6割が持つ白血球『A24ちゃん』実はめちゃ出来るコだった⁉️
白血球A24ちゃんは、デルタ株に攻撃回避されるから日本人は特に被害出るよとドジっ子キャラでしたが、実はファクターXという称号の有力候補の出来るコでした。凄い‼️■詳細はこちらhttps://t.co/8ewA3XJYFT pic.twitter.com/1czuKGfckx
— 新型コロナちゃん速報@コロナ オミクロン株 ワクチン 地震速報 ニュース速報 (@geiger_warning) December 8, 2021
HLA-A24がファクターXの候補だという論文は去年からありましたが、遺伝的要因だけでは、日系アメリカ人のコロナ死亡率が白人と変わらないなどの疫学データを十分説明できません。理研もこれはファクターXの一部と発表しています。
遺伝形質(HLA-A24)の影響はゼロとは断定できないが、疫学的には有意ではない。ファクターXは、地域的な免疫特性も含めた複合的な現象と思われる。https://t.co/zU80b7E71V
— 池田信夫 (@ikedanob) August 16, 2021
しかし日本政府がファクターXの存在を認めず、ヨーロッパと同じ水準の感染症対策を続けているのはおかしい。過ぎたるは及ばざるがごとし。過剰対策を改めるためにも、ファクターXの問題に向き合うべきだと思います。