自民党は、先の衆議院選挙の期間中に、立憲民主党の辻元清美氏の応援演説をした山崎拓元副総裁が、党の規律を乱したとして、1年間の党員資格停止にする処分を決定しました。
山崎拓氏の党員資格1年停止…衆院選で立民候補を応援
【読売新聞】 自民党は13日の党紀委員会(衛藤晟一委員長)で、山崎拓・元副総裁を1年間の党員資格停止とすることを決めた。 山崎氏は10月の衆院選で立憲民主党候補の応援演説を行い、党大阪府連が処分を求めていた。
山崎氏からは「迷惑を掛けて申し訳ない。とても反省している」という趣意の反省文が自民党に提出されているそうです。
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応援演説自体はほとんど誰も足を止めていませんでしたが、この大胆な行動は当時から大きな話題となっていました。
自民党山崎拓元副総裁「小選挙区は立民辻元清美氏、比例は自民」で大暴走!?
自民党の山崎拓元副総裁は27日、大阪府高槻市で衆院大阪10区に立候補している立憲民主党前職の辻元清美氏の応援演説を行って、ひさしぶりに話題になっています。
山崎氏は「小選挙区は辻元清美、比例区は自民党という立場だが、理解をいた...
その応援演説で山崎氏は、「辻元氏は非常に雄弁で説得力がある。こういう方が日本の政治の中で活躍される必要がある」と強調していました。そのせいもあってか、辻元氏は落選してしまいました。
立憲民主党副代表・辻元清美氏の落選を惜しむ声
辻元清美氏が小選挙区・比例ともに落選し、界隈で惜しむ声が広がっています。
大阪10区である高槻市民の胸中は複雑です。
大阪10区の有権者に猛省を促す声も。
日本国民の民度はまだまだ未成熟なようです。...
党員資格停止など生ぬるい除名すべきだという意見や。
“活躍“した人を切るのはあんまりだという意見が。
与党も野党も、応援演説を頼むときはその選定に慎重になったほうがいいかもしれません。
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山崎氏は2012年に引退されていますが、引退されたきっかけもきっかけだっただけに、やっぱりかという印象ももたれます。