トヨタがバッテリーEV戦略を発表:性能に関する唯一のデータ「電費」を解説

トヨタ自動車(株)は、2021年12月14日(火)15時00分に、バッテリーEV戦略に関する説明会を開催しました。説明会の模様は動画で視聴できます。

バッテリーEV戦略に関する説明会(プレゼンテーション)

この発表で僕が注目したのは、Toyota bZ Small Crossoverという車です。プレゼンで唯一、車の性能に関する「電費」データを示していたからです。Toyota bZ Small Crossoverはバッテリー容量は45kWhで360km走るそうです。詳しい解説は以下のautoevolutionのHPに載っています。

つまり、ガソリン車の「燃費」に相当する「電費」は、125Wh/kmということです。1キロメーター走るのに125Whという電費です。

ここで「電費」について、ちょと解説しますね。「便秘」じゃなくて「電費」とは、Wh(ワットアワー)/km(距離)で表されます。W(ワット)ではなく、Wh(ワットアワー)です。

W(ワット)は「便所の100W」とか言うように、消費電力を表す単位です。100Wと言われてもそれだけでは、どれだけの電力量を使ったのかはわかりません。「便所の100W」も瞬時で用を足せばそんなに電気代はかかりません。もし1時間点けっぱなしにしたら、100Whの電力量となります。電気代が20円/kWhだとすると、「便所の100W」を1時間用をたしたら、電気代は2円となるわけです。 Toyota bZ Small Crossoverの「電費」が125Wh/kmだとすると、電気代が20円/kWhで、一キロメーター走る電気代は2.5円ということになります。

動画のノギタ教授は、豪州クイーンズランド大学・機械鉱山工学部内の日本スペリア電子材料製造研究センター(NS CMEM)で教授・センター長を務めています。