ブリヂストン「中国企業への事業売却」を叩くムードが、日本の衰退に繋がる?

最近窪田順生さんの書かれた「ブリヂストン「中国企業への事業売却」を叩くムードが、日本の衰退につながったワケ」というニュース記事を読みました。

そこでは、「優秀な人材が海外に流出した原因」が議論されていて、結論としては「やるべきタイミングに「事業再編」を決断できず、海外のライバルに稼ぐ力で惨敗してしまった」ことや「グローバル競争に背を向けて自分たちの殻に閉じこもっているうちに急速に貧しくなって、技術者を食わせてやることができなくなってしまった」が指摘されていました。

この記事はエンジニアの処遇に関して、経営者の立場からの日本の製造業に対する警鐘を鳴らすもので、海外にいる僕にとっても、うなずく内容でした。特に、「「みんなが助かる道」に固執するあまり、被害を広げて「みんなで仲良く衰退していく」という結果を招く。」ことを懸念してしまいます。

アゴラで岡本裕明さんも、日本が貧しくなっている原因は「日本人が国際化できなかった」ことに尽きると断言されていて、積極的な海外への武者修行(?)を推進されていますが、現実的には悲観的に「日本の内向きの社会が変わることは当面ない」と予測されています。

今回、ブリヂストンに関して、過去の動画も含めて紹介したいと思います。

 

動画のノギタ教授は、豪州クイーンズランド大学・機械鉱山工学部内の日本スペリア電子材料製造研究センター(NS CMEM)で教授・センター長を務めています。