「ゆるい糖質制限」への疑問を解決する新たな「人体実験」

アンチエイジングや健康維持に関する研究は日進月歩で、何が正しい情報なのかは、専門家でも最近情報をフォローしないと、判断を間違えることがあります。

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以前は体に悪いと言われたコーヒーにも効能があったり、最近ではサウナが体だけではなくメンタルや睡眠にも良いという研究成果が知られるようになりました。

数年前に私が始めた糖質制限についても、最近本当にこれが自分にとってベストなのか?と疑問を持つようになりました。

糖質をなるべく摂取しないように、ゆるく制限したことで確かに体重は確かにかなり落ちました。しかし、その反動もあってか脂質の摂取量が多くなり、体脂肪はなかなか減りません。

しかも、パーソナルトレーニングのトレーナーのほぼ全員から「白米を食べた方が良い」とアドバイスされ、益々何をすべきか見えなくなってきました。

ある程度の筋肉量とシックスパックという自分の目標とする体型を実現するのには、このままでは無理。もしかしたら、もっと別の方法があるのではないかと思うようになったのです。

そんな中、元プロボクシング世界王者の木村悠さんの「ザ・ラストダイエット」(写真)という書籍をご本人から紹介してもらいました。

その中で紹介し、自身が現役時代に実践していた白米を食べて痩せるダイエットに興味を持ちました。減量のプロであるプロボクサーが、白米を食べてウエイトコントロールに成功している。これは、説得力があります。

更にいろいろ相談したところ、運動、栄養、休息の3つのバランスをとったダイエットプログラムを開発していることを知りました。。

そこで、木村さんの提供している2ヶ月コースを始めてみることにしました。「ゆるい糖質制限」から「白米ダイエット」への「変節」。過去にとらわれず柔軟に変えていく私の得意技です。

1人で始めるのも寂しいので、もし希望者がいればグループを作って、2月から3月の2か月間で一緒に始めてみようと思います。

果たして、2ヶ月でどんな成果が出るのか。目標は体重2キロ減とシックスパック。その結果については、また本ブログで報告します。


編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年1月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。