行政主催の「賀詞交歓会」も徐々に復活。飲食は原則不要であり、出すのなら会費制にするべき

こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

本日から仕事初めという方が多いのではないでしょうか。年末年始に溜まった事務作業に忙殺されつつ、本日は実家&事務所がある北区と、居住地である江東区と二箇所の賀詞交歓会に参加いたしました。

こちらのツイートにけっこう反響があったのですが、以前に問い合わせた時にも北区役所には

「事務所があるだけではダメで、住民票がある国会議員しか区主催の催事には招待はしない(=賀詞交歓会は元都議枠があるので、出席したいならそちらでどうぞ)」

と言われておりました。

このあたりは結局のところ各自治体の「決め」の問題で、東京選出の参議院議員として催事の招待状を送ってくださる自治体もあります。

個人的にはあまり納得してませんし、北区役所の中でも色々な議論があったやに仄聞しておりますが(苦笑)、「元都議会議員」として参加できる催事には今後も出席させていただこうと思います。

昨年はコロナで軒並み中止だった行政主催の賀詞交歓会も徐々に復活をしてきているので、改めて問題提起を一つ。

私は行政主催(区の予算、税金)で開催される賀詞交歓会で、アルコールや食事が無料で振る舞われるのはおかしいとかねてから感じています。

年始に区政や市政を担う関係者が一同に介する機会を設けることは良いと思いますが、飲食費用を行政が負担して出すのは明らかに時代錯誤です。

ある程度、住民に開かれたイベントであればまだしも、行政が招待した人しか参加できない場なわけですから、飲食を出す場合その部分は会費制にするのが筋ではないでしょうか。

このあたりは、過去ブログでも詳細に論じています。

今回、北区では飲食がなくなったと思ったらお年賀(お土産)があったわけで、こうしたものの必要性は改めてきちんと議論をした方が良いと思っています。

小さなことでも、原資は税金。一事が万事。

民間企業→地方議員と経験してきたことを忘れずに、問題意識を保ち続け、今後も自治体議員たちと連携しながら対案を提示してまいります。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。