新年互礼会で挨拶する岸田総理
首相官邸ページより
鎖国で時間稼いでいったいなにをしたのだろうか
ここ1ヶ月、世界で例を見ないバカみたいな外国人出入り禁止にしている岸田政権。
岸田総理の鎖国は少子化対策を先送りにしてこうなったのと同じ世紀の愚策と断言する
世紀の愚策って言ってた通りでした。
そもそも水際で止めるなんて無理だし、たとえほんのちょっと遅らせたにしても時間稼ぎしてなんかやったの?
高齢者のブースターも前倒しになってないし、東京都はリアルタイムで病床管理してないし。単に感染拡大の先延ばしを少ししただけで結局は拡大するんだから経済を痛めつける分だけムダ。予防接種で痛いの嫌だからと結局注射されるのに一番後ろに並ぶバカ小学生と同じ。遅らせたぶんだけ日本人のワクチン抗体価は下がってしまった。おさえこむとか妄想言う暇があったらやっておくことをやっておけばよかった。
すでにインフルエンザと同等の致死率、死亡率なんだから５類にしておけば良かった。なにもこの1ヶ月してなかった。一番大事なのは
高齢者やハイリスク層のブースター
のはずだが、ほとんど進んでない。それどころか、子供の接種の検討してる。マジで馬鹿なんでしょうか。
オミクロンの特徴がわかったのになにも対応しない政府と分科会
1. 感染防止にはほとんど効果がない
昨日の東京。2割の未接種層が3割の新規陽性だから、感染防止はほとんど機能しない。あっても10%くらいのもん。ということは
若い医療従事者に打っても院内感染やクラスターは全く防げない
ってこと。ムダです。医療従事者に打っても院内感染は関係なく起きます。重症化しない子供の接種もいままでは「高齢者にうつさないため」というバカみたいな大義名分があったけどそれがなくなりました。優先度は低です。
2. 重症化防止には効果がある
もともとこちらが本題。アメリカの重症者の8割、韓国の重症者の6割が未接種です。カナダのデータ。
重症の多くは未接種者。
まあ日本の場合は8割が接種しているしどうしても接種したくなくて重症化するのは本人の自由だから好きにさせてあげれば良い。8割が接種していれば医療崩壊なんてするわけがない。したら科学の敗北です。
そして、
３. 猛烈な速度で拡大して急速に終わる
です。
南アフリカは20日でピークアウトして一気に収束
イギリスもピークに達した感じです。
試しに東京の増加グラフを作ってみたら確かに指数関数的に増加しています。
↓と同じくらいかな
この速度だと20日で東京の新規陽性は40万人に達するから、西浦関はピークアウトの想定がない古い計算式ではシュミレーションできないものと思われます。ww だってすぐに日本の人口超えちゃう。
まあはっきり言うけど、私的には、
凄い勢いで増えるがすぐピークアウト
重症者はワクチン未接種とハイリスク層から出る
第5波のような医療崩壊にはならない
と思います。急に強毒化したりすれば別だけどね。
「重症度がデルタ株の3分の1でも患者数が4倍以上になると医療逼迫は間違いありません」とかいう専門家。デルタの時は高齢者しかワクチン接種しておらず接種率は30%以下 いまは80%の分が抜けている。医者がワクチン信じないで不安煽ってどうすんのとマジで思います。重症度がデルタの1/3ならワクチンで1/10くらいにはなってるから、デルタの感染者数の10倍になっても平気ですっていうのが医者じゃないのかねぇ。
鎖国してたってどうせ増える。ほんのちょっと遅れるだけ。予防接種で最後尾に並ぶ意味ない。とっとと終わってとっとと先に進む方がマシ。なんのために国民の8割が副反応に耐えてワクチン打ったんや!!
誰がワクチン接種の優先度を決めているか
以前ブログに書きました。
【スクープ!!】先進国で日本だけが高齢者より医療従事者のワクチン接種を優先した。ごり押ししたのは新型コロナウイルス感染症政策分科会
先進国ではそもそもワクチン接種の最優先は高齢者施設だった。医療従事者と並行した国はあっても医療従事者を最優先した国はない。
ところがこのエントリーを書いたときに一斉に医クラからバッシングされました。
我々はリスクを冒しているから最優先で当たり前だ
なんという傲慢。ブログにも書いたがそもそも厚労省のワクチン専門家の分科会では「医療従事者より高齢者施設を優先させるのが常識」と強い反発があったの分科会と厚労省が押しきりました。第5波になんとか高齢者が間に合ったものの、第5波が1ヶ月早く来ていたら死者累々でした。それと同じ事がまた繰り返されます。
なんどでも言うが、
感染防止効果は消滅したし
重症化リスクは下がったんだから
子供や若い医療従事者の接種は優先度低
それよりハイリスク層のブースター最優先
です。こんなことも検討しないで岸田総理、キミはこの1ヶ月、なにをしていたのか。ブースターが遅れて高齢者の死者が続出すれば、支持率は暴落しますよ。わかったら早くリーダーシップを示せ。
編集部より：この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年1月6日の記事より転載させていただきました。