こんにちは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
今日は小池百合子知事が事実上率いる都民ファーストの会と、国民民主党の合併・選挙協力の報道が各社から一切に出され、政局的には大きな話題となっておりました。
「希望の党」再来も視野 国民民主と都民ファ参院選統一候補擁立へ
https://www.asahi.com/articles/ASQ1D6R8FQ1DUTFK01J.html
これに対して両党所属議員の一部が火消しに走るという、まあ政界でよくある展開と言えば展開です。
ここに果敢に突っ込みを入れていく維新・松本みつひろ区議。
なかなか良いポイントを突いているのではないでしょうか。どんどんやりたまえ。
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ではこういう合流・選挙協力記事が本当に「飛ばし記事・デマ記事」なのかというと、大手メディアが複数報じた時点でその可能性は限りなく低いです。
当然、各社の記者たちはそれなりにはっきりした情報ソースを、しかも複数もって報道に至っているはずです。
しかし一部の所属議員たちは強く否定している。こういう事態はなぜ起こるのか。
色々と複雑な背景はありますが、間違いなく言えることの一つは両党の中にも賛成・反対・慎重と異なる立場の議員たちがいて、それぞれの思惑が絡み合っているということでしょう。
国民民主・前原誠司氏「中道保守勢力結集、まず維新と」
https://www.sankei.com/article/20220113-SF5PFD6LORJEVLG6FH4HV3ZDKM/
同日にこんな記事もちょうど出ていましたしね…。
合流に肯定的な議員(おそらく役員クラス)は積極的にメディアにこうした情報を提供して「前のめり」になっているでしょうし、そうでない立場の議員は火消しに走るしと。
ただ大手メディアがここまで一斉に書き立てるということは、一般的にはかなりのレベルまで「地ならし」が進んでいて、時期や条件闘争に入っていると考えて良いのではないでしょうか。
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いずれにしましても、維新はこうした動きには与さないということは、松井代表からコメントがあった通りです。
国民・都民ファ連携に「維新はくみしない」 松井代表「野合」と批判
asahi.com/articles/ASQ1F5S08Q1FPTIL00Z.html
すべての連携は否定しませんが、まずは通常国会にて、国民民主党を始めとする各党と是々非々の立場で協力できる面は協力しながら、選挙とは別次元での活動を進めてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2021年1月12日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。