オミクロンは日本では全く脅威ではないことが一目で分かる解説

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みんなビビりすぎ、何に怖がってるのかもう意味不明

本日はわたしのiPhoneケースについて語るつもりでしたが予定を変更してあまりにもオタオタしている日本に喝! です。

そもそも疾病とは何が脅威なのか。何度もいっていますが、疾病の脅威は

「死亡率」(人口あたりの死ぬ数)
「致死率」(罹患したら死ぬ確率)

のふたつの要素で構成されています。よくいう「致死率が下がっても感染者が増えると死者が増える」という話ですが、これは致死率が下がっても死亡率が上がるケースがあるということです。具体例を挙げるとエボラの致死率は高いですが日本では誰も感染していないので死亡率は0です。

デルタまでは死亡率もインフルエンザの3倍(ワクチンのない2021年前半で計算)はあり、致死率も国内インフルエンザの致死率の0.02〜0.03%よりかなり高かったです。こちらからは厚労省の公開データです。致死率は1〜2%はありました。怖い病気と言えるでしょう。

わたしの友人もアルファとデルタで1人が重症、4人が中等症になり、それぞれ体重が7〜10キロ落ちました。w

7月になって高齢者にワクチンが行き渡ると

致死率は6月の1/4の0.15%まで減少。この段階で海外のインフルエンザの致死率と変わりません。
このあと全年代にワクチンが行き渡ったわけで、コロナ(デルタ)の脅威はインフルエンザ相当になったと考えられます。

で、いまのオミクロンです。オミクロンの致死率が下がったのは誰もが知っていますが重症化率もこう

よく脅しに使われる「致死率が下がっても感染者が増えると死者が増える」というのは死亡率の話ですよね。

それでは実際に、日本のオミクロンの死亡率がどうなっているか、以前のコロナと比較してみましょう。

沖縄は11/12から死者はゼロ更新

沖縄のコロナ被害が大きかったのは第5波です。理由として考えられるのがワクチン接種の遅れで、他の県は高齢者の接種が7月下旬までにはだいたい終わったのに沖縄は遅れた。で、第5波といまの死者の推移を比較します。

全く別の疾病ですよね?! 致死率、死亡率0 w

まだまだわからんというコロナ脳がいますが、すでに感染拡大から20日を超えて急に数百人なんて絶対に死なない。沖縄は1/17から急激な陽性率の低下がはじまり、ピークアウトしたのは確実です。

「新規陽性が減ったのは検査の上限だからだ」という算数がわからないバカが吠えていますが、それなら無症状検査より有症状の人に検査が振られるので陽性率は上がるはずなのです。これからも死人はほとんど出ません。コロナの死者の中央値は発症から8〜10日ですので死ぬ人は発症から数日で重症化するからです。

要するにオミクロンはみんなかかるがよほどの人でないと99.9%死なない。つまりはなんの規制もする必要のない風邪です。

大阪はよくわかっているのでマンボウに躊躇した

大阪はマンボウの要請を最後まで踏みとどまっていた。これは修羅場をくぐってきただけにどれくらい本当の危機なのか分かっていて理解しているのだと思います。大阪は沖縄と違い、第4波が最大の被害でした。実際超過死亡を見ても日本の昨年の超過死亡は大阪に集中しています。

第4波では凄まじい超過死亡です。コロナだけではなく他の病気で対応できなかった人や、検診を受けないで手遅れになった人が相当数いると思われます。その大阪ですが・・・

完璧なさざ波です!!

これで慌てふためくほうがおかしいことが分かりますよね。別に維新は支持しませんが、大阪のマンボウ回避は正しい判断でした。押しきられたのが残念です。

東京は人気取りしか考えない緑のたぬきがリスク

東京がもっとも被害が大きかったのはいつかというと、第3波でした。

完璧なさざ波です!!

これで慌てふためくのはどうかしている。致死率も死亡率も信じられないほど下がったオミクロンでどうしてまた飲食店やイベントやサービス、販売を潰していかないといけないのか。日本の経済はもうメタメタなのにさらに追い打ちを掛ける必要がどこにあるのか。

もうね。このままでは日本終わりますよ。

どうすれば騒がなくなるのか

かかっても死ななくなってもダメ
知らない人が死ななくてもダメ
コロナがなくなるまで続けていれば破滅しますよね。

コロナに対する意識の変貌ですが

ぜったいかかりたくない

できればかかりたくない

みんなかかってる

特に日本人に大切なのは3番目の意識なのかもと思います。ww

で、ひとつ朗報が入りました。世田谷区が無料検査のために抗原検査キットを20万セットも抱え込んだせいで、都内の医者には抗原検査キットが入手できなくなっているもようです。20万セットというと東京都全体の何日分にあたるのか・・・・ww

でもこれで最も基本の、

本当に具合の悪い人に検査をして対応

という基本に戻れます。ww  検査ができなければ新規陽性者数も伸びない。ww

具合の悪い人だけに検査をして対処。鼻水に喉の痛みに微熱くらいの人は検査も不要だから風邪薬飲んで寝てろ

です。ついでに軽症の入院を禁止して欲しい。某栃木の医者が自院に軽症を何人も入院させているとテレビで自慢していて腹が立ちました。この費用は我々が払ってるんだ。

さきほど沖縄は1/17にピークアウトしたと書きましたが、東京はこのようにずっと毎日陽性率が上昇しています。

もう何度も書いていますが、感染拡大は陽性率といままで完全に連動しています。

テレビで「確かに重症化率は低いですが感染者数が10倍、100倍になれば・・・」とかいってる専門家がいましたが、陽性率が20%超えているのに10倍、100倍になるわけないでしょ。MAXいまの5倍で都民全員です。ww

さて、いまの東京の陽性率と上昇率から考えて、デルタのピークは25%だから感染力が同じならあと2日でピーク。デルタを超える30%ならあと5日。仮に40%までいくとするとあと9日だ。

間違っても二月下旬まではかからない。東京の人口を超えちゃうでしょ。ww

しかし今日あたりから前出のように検査キットの不足で検査ができなくなるため、新規陽性者数は減り、逆に陽性率はあがってそのまま信じられなくなる、でもまあ、あと少しの辛抱には間違いないと思います。


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年1月20日の記事より転載させていただきました。