2年続いたコロナ脳との戦いを振りかえる

まず「コロナ脳」の定義をいたします。

コロナ脳とは、
コロナさえなくなればほかはどうなってもよい
と考える人たちを指します。

CHUNYIP WONG/iStock

ざっくり見た感じで多いのは、数字や割合がわからないテレビばかり見ている層、半分隠居しているような人ですが、医者や専門家にもいます。昨日のエントリーにも書きましたが、経済の締め付けは数年後の自殺者や行方不明を増やす明確な要因ですが、その部分は自分の仕事ではないからと完全に切り捨てます。よっていともかんたんに「もっと厳しい規制を」と言い放ちます。こういう人たちの頭には、リスクの比較が消し飛んでいます。

典型的なアカウント

結局、日本のオミクロン騒動は単なる集団ヒステリー
オミクロンの正体は単なる風邪並みということがはっきりしてきた 第6波重症化率、第5波の25分の1 コロナで民間試算 日経 東京都の重症者の定義で試算したところ、2021年12月半ばからの感染拡大の「第6波」を巡り、現在の重症化率は0...

「自殺を減らすなら精神科医を増やせば良いだけ」と言い放った手洗い君。じゃあ医療崩壊を防ぐには専門医をすぐ増やして下さい。できるでしょ。

この方たちは、反ワク真理教と並ぶ熱狂的なカルト集団で、いわばコロナ真理教とも言える属性です。この2つで戦っていればいいものを、中道の我々にもアタックして来ます。また、攻撃力が非常に強いので政治家にも強烈にアタックしていきます。そうすると政治家は世論はみんなコロナ脳と勘違いするわけですね。

本日は、このコロナ脳の皆さんの典型的な言動を皆さまの協力のもと、標本化いたしました。
もともとのツイートはこちらです。リプが多すぎて全部見るのに相当時間がかかります。

https://twitter.com/Isseki3/status/1486118646166392834?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1486118646166392834%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.landerblue.co.jp%2F56844%2F

本日はこちらから抜粋しました。あまりに多くて採用できなかった方はごめんなさい。あと、ちょっと書き換えたりしたところもあります。

なんがなんでもコロナに対する愛情が凄い

●インフルエンザの減少はマスクのため
※マスクしない欧米含めて北半球全部で1/100になってます

●経済破綻での何万人もの自殺者は自己責任
●感染防止効果はほぼなくなったワクチンを自分にうつさせないために子供に接種
●無症状でも後遺症
●コロナに罹らなければ死んでも良い
●アメリカではオミクロンが治った後の死者が増加してるらしい
●沖縄では軽症の死者が出てるらしい
●食べる時はマスク外して会話しても感染しない
●海外で感染爆発しているときは「日本の二週間後ダー」と怯える
●しかし海外が感染収束に向かったときは「日本と海外は環境が違うから比べられないダー」
●不織布マスクだけが最強の防具、他のマスクは憎む。
●自分だけは気をつけているから絶対かからない。

●毎日発表される重症者数はその日の増加分

●自由にしている他人は許さない。スカスカな場所でもレジャーに行くのはもってのほか。
●感染リスクを回避するため、つり革、手摺を持たない。
●ネガティブな情報だけを信じる。ポジティブは油断
●医療崩壊や社会機能麻痺の原因は、強い私権制限措置をとらないから
●「感染防止のため、買った飲食物は映画本編が始まってから食べて下さい(予告編では感染する)」←ユナイテッドシネマ浦和
●緊急事態出させれば、お金が貰える
●気持ちで感染したり感染が防げたりする
●感染対策がはすべてタダ
●大半を占める家庭内感染の元は20時以降の飲み屋
●外国人は未知のウィルスを持っている
●医療従事者ハ神聖ニシテ侵スヘカラス
●感染者数が減ったら自分たちが頑張って我慢したおかげ。感染者数が増えたら出歩いた奴らのせい
●感染は自然には収束しない。なにもしないと永遠に増える
●マスクは最強の防具で一瞬でも外したら感染する
●首にクレベリンぶら下げのが感染対策
●鎖国したら内需が増えて豊かになる
●レジのビニールシートで従業員が守れる
●マンボウで押さえ込める
●ゼロコロナは可能である
●マスク、手消毒、密回避でインフルは絶滅するがコロナはそれをしても感染する。
→じゃあ、マスクと手洗い無意味だというと怒る

●空気中には新型コロナウイルスがウヨウヨいる。いつ自分がかかるか怖くて仕方がない。
●新型コロナにかかりたくないので、他人に自粛を強要する。

●自粛と補償はセットなので国は自分にお金を寄越すべき。

●可能性を示唆されたらその事象は100パーセント起こる。
●コロナはまた変異して、未知のウイルスになる
●周りにいる見知らぬ他人はみんな無症状感染者で自分にうつしてくる
●自分は外食してないから(友達や親戚とはホムパしていても)絶対感染してないからと、陰性証明のために無料検査に並ぶ
●自分が感染したら絶対肺炎になる
●自分が感染したら絶対後遺症が残る
●飲み屋街に行くだけで感染する
●芸能人感染のニュースを聞くと○○さんまで!と怯えるが、元気に復帰した頃にはその人が感染していたことを忘れている
●ウイルスが1つでも体内に入ったら必ず感染すると思っている
●コロナが落ち着いたら○○する、と言うがその落ち着くとはゼロコロナになることを意味するから永遠に来ない
●無症状の後遺症が恐ろしい
→かからなくても後遺症に昇華済み
●好きな言葉は可能性と懸念

●比率と集合と統計と命題と割り算とかけ算がわからない

●AならばBなら、BならばAである
●コロナ様は地上最強で、悪く言うヤツを許さない
●同世代で100万人に数人しか死んでなくても、自分が感染すれば必ず死ぬ。
●飲食店で4人だと感染しなくて、5人以上だと感染する
●東京からの来訪者を極度に恐れる
●永江一石をブロックしている
●家にWi-Fiが無い
●奈良県が増えているのはまん防を出さない知事の責任
→出してる県も出してない県も同じ増加

●なんかあったら困る

●我慢すればコロナがなくなる

●とりあえず金くれ

●とにかく金くれ
●検査すればするほど、感染は抑制され社会は正常化する→検査が多い国は罹患者が多い国
●実はコロナ前から、外出も外食もしていない。
●ワクチン打つのに久々に外出した。
●飲み屋→家庭という感染ルートはあっても逆はこの世に存在しない。
●自分のお出かけは大丈夫、人のお出かけは危険
●2年経ったのに未知のウイルス
●とにかく気が緩むと感染が広がる
●テレビ新聞を鵜呑みにする
●医者が言う事は間違いない!
●自分の頭で考えない
●飲食店は補助金がある、弊害で失業する人達は他の仕事を探せば良い
●インフルエンザはただの風邪
●コロナが怖いとSNSで発信して、同意を多く得たい
●新型コロナにかかると大半がブレインフォグになる

●コロナになると必ず後遺症が残るが芸能人とスポーツ選手は免除される

自分が安心できればほかはどうでもよい

●一瞬すれ違っただけで感染する
●若者と子供に全部責任を押しつける
●自分の親を1秒でも生かすことが子供の人生よりも大切
●ワクチンを何回打っても、PCR検査に行く
●風邪やインフルでは人は死なない
●不安なら自分の子供を休ませれば良いのに学校全部を閉校しようとする
●軽症、無症状の人にも、すごい医療が提供され救われていると思っている。実際は解熱剤
●オミクロンには早急に強毒化して欲しい
●知念の小説を買った
●日本も海外のようにと言うくせに、マスクしてない規制を撤廃した海外は無視
●日本で毎日何人亡くなっているか知らない。

●実はコロナで何人亡くなったのかも知らない。

●確率はウソ
●アクリル版が前だろうが横だろうが効果は絶大だと思っている。
●検査をすぐにうけたがるので、非コロナ脳よりコロナ罹患率が高い。
●インフルエンザに特効薬があると思っている
●人にうつしてその人が死んだらというが自殺はかまわない
●コロナをなめると感染する
●繁華街にコロナが多く生息しする
●コロナを風邪というと怒る

テレビの煽り系専門家を盲信

●テレ朝しか見ない
●予測が全く当たらなかった専門家の予測を信じる
●ノコノコ外出してるくせにロックダウンしろと言う
●感染対策(人流抑制)こそが経済対策! ww
●無症状だから厄介
●感染者数が増えると喜ぶ。減ると政府の情報操作だと言い出す。
●普段は人権を重んじるフリなのに、感染拡大するとすぐ私権制限したがる。
●痛いとこを指摘されるとスルーして話を逸らす

●自分が理解できない意見は全部トンデモで、それに賛同する人は全員信者だと決めつける
自分がカルトだから・・・・・

●専門家の言うことが絶対だが専門家が「オミクロンは風邪です」と言うと裏切られたと思う
●国民全員が引きこもっていれば1ヶ月でウイルスは消えてなくなる
●馬鹿だの無知だのと言うだけで、具体的なことは何も言わない。
●タラレバが好き。
●ツイッターなのに、自分の論文を全部読んでからコメントしろと言う
●コロナ脳家族では家庭内感染は起こらない
●コロナ脳というワードを知らない
●全て米軍が悪い

●永遠に鎖国すべき

●いま致死率が低くても必ずや強毒化した変異株が汚名挽回


編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年2月1日の記事より転載させていただきました。