諸外国で3回目のワクチン接種は進んでいますが、日本では遅々として進んでいません。堀内詔子ワクチン接種推進担当大臣の責任を問う声も上がっていました。
しかし、前ワクチン接種推進担当大臣だった河野太郎党広報本部長が堀内現大臣を擁護するツイートをし、これが岸田政権の対応への批判ともとれると話題になっています。
それじゃ私だって仕事できないよ。
— 河野太郎 (@konotarogomame) February 5, 2022
このツイート以降、堀内大臣への同情の声や政権への批判が目立ちます。
河野太郎氏が指摘する現在のワクチン体制
①ワクチンチームの人数激減
②当時はチームが大臣室の隣→今は隣の建物の地下
③厚労省が情報を出さない
④最終的な決定権がない
⑤都道府県とのリエゾンチーム解散
⑥ワクチンメーカーとの交渉が一元化されず
ーーその通りなら、是正は首相の責務のはず…。— 滝田洋一(日本経済新聞) (@yoichitakita) February 5, 2022
ただし、これまで堀内大臣は野党などからも批判されていました。たしかに、国会での答弁や河野太郎氏との3回目の接種を訴える動画もしどろもどろで、言っていることを理解しているのかちょっと不安になります。
発信力の問題ではありません。
進まぬ3回目接種、前任の河野太郎氏とも比較され…堀内ワクチン相が発信力強化に腐心 https://t.co/Jii0pLFddQ
— 野中しんすけ@ただの看護師 (@nonaka_shin) February 5, 2022
やっぱり菅首相と河野前大臣は評価すべきではという指摘も。でも河野さんがなぜ要職から離れたのかしっかり考えようと暗に批判しているようにも聞こえます。
当時の菅総理が権限使いまくって、河野ワクチン担当大臣がきちんと仕事できる環境を整えてたので、日本の出遅れたワクチン接種が他の先進国に追いついたと。。。
そして、きちんと仕事をした菅さんと河野さんはなぜか日本の政治の表舞台から離れています。。。 https://t.co/mfO8ea8Jqp
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hirox246) February 5, 2022
ワクチン接種率は、岸田政権下の3回目の接種は1月末で3.2%と諸外国と比べて低くなってしまっています。現状での接種率は、欧州や韓国は50%程度、米国や中国が25%程度となっています。
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河野氏の戦略的な揺さぶりではないかという見方もあります。
前ワクチン大臣の河野大臣が後任の堀内大臣を擁護しているが、岸田首相をディスりたい一心だけ。岸田内閣はどうしようもないが、自民党自体がガタガタに。 https://t.co/QPwrVtuW2O
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) February 5, 2022
要するに「無能なのは堀内ワクチン大臣ではなくその上の岸田さん」「だから河野ワクチン大臣再任用待望論を言うくらいなら昨年の自民総裁選で俺を選ぶべきだった」という意味になるのかな https://t.co/CLEj61IgaX
— …… (@m0370) February 5, 2022
なにかを隠していなければいいのですが。
今回のツイートで政権運営に影響は出てくるのでしょうか。経過を見守りたいと思います。