冬期五輪と夏期五輪が半年違いになったから考えること
冬期五輪をチラチラ見ているのですが、正直
ハーフパイプとフィギュアの結果しか興味ない
わけです。ごめんなさい。実際に演技をしっかり見たのはハーフパイプだけです。
で、視聴率も
まあこんなくらいで
東京でやったということもあるけど東京五輪は
だから比較になりません。
参加国も東京五輪は206、北京冬期五輪はたった91です。
コレを見る限り
冬期五輪は北半球の先進国の大会
と言い換えることができます。ニュージーランドとオーストラリアはスノーボード中心に出てるけどニセコとかオージーばっかり。
いまはそれでやっていけますが、あと28年すると世界のGDPは
1位 中国
2位 インド
3位 米国
4位 インドネシア
5位 ブラジル
6位 ロシア
7位 メキシコ
8位 日本
9位 ドイツ
10位 イギリス
となりまして、インド、インドネシア、ブラジル、メキシコが上位10国に入って来て日本は8位に沈没するわけですよ。おそらく今回のコロナの過剰な経済の締め付けが響いて景気は悪化したうえに人口の減少スピードが猛烈に加速して日本は10位以下に転落していると思います。
となると、もはや冬期五輪の意味があるのか的な話になりますよね。中国がいくら国威高揚のためにウインタースポーツを勧めても、中国ではそもそも上質な雪がたくさん降る場所はほとんどないから流行る要素自体がない。となりますと、GDP上位5ヵ国のうち、冬期五輪が人気があるのは米国だけになるということです。
ではどうするか。
わたしなら
夏季オリンピックの室内競技を冬期に移動
します。
格闘技、バスケット、バレーボール、体操、水泳などは冬期に移動。マラソンも東京のように酷暑になる場合は冬に移動。基本的に夏季オリンピックは屋外競技、つまり陸上やサッカーなどの球技をメインにする。これで先進国だけでなく地球全体で楽しめるスポーツの祭典になるわけです。
高梨沙羅ちゃん失格原因の仮説
高梨沙羅ら5人失格は「厳しすぎる」男子担当の“介入”が原因。ドイツのレジェンドが苦言「事前に伝えるべきだった」【北京五輪】
競技経験のない小うるさい審判が突然乱入して女子選手ばかり5人を失格にしたという話ですが、もちろん競技が始まる前にやっていれば着替えることで普通にできたろうに、厳格なのもいい加減にしろよという話は置いておいて、どうして女性選手ばかりがそれも5人も失格したのか。8チームなので女子は16人。うち1/3が失格で男子はゼロ・・・・・
あまりにもこれはおかしいのでわたしはこういう仮説を立てました。
男女で一番違うのは体の構成における体脂肪率です。
健康的とされる体脂肪率の目安は、男性は10〜19%、女性は20〜29%ですが、五輪選手ともなると体型を見ると
男子10%前後、女子20%前後ではないでしょうか。要するに体の構成で女子のほうが脂肪が占める割合が10%多い。
しかし、これは重量比です。脂肪は筋肉や骨よりずっと軽いので体積に占める割合はずっと大きくなります。ここで問題になるのが当日が激寒だったことです。あの薄いスーツで激寒に晒された状態での計測です。
熱膨張率(ねつぼうちょうりつ、英: coefficient of thermal expansion[1]、略: CTE)は、温度の上昇によって物体の長さ・体積が膨張(熱膨張)する割合を、温度当たりで示したもの。熱膨張係数(ねつぼうちょうけいすう)とも呼ばれる。期待の熱膨張率は大きいが固体と液体はそうでもない。
V = V0 (1 + βt ) = V0 (1 + 3αt )
つまり
体脂肪は筋肉より膨張係数が大きいのではないか
と思ったのです。であれば体脂肪が多い女性選手の体のボリュームは男性選手より超低温で小さくなる。
いろいろ調べますと
「筋組織の熱伝導率は脂肪組織よりも大きい」「脂肪組織の熱伝導度は水の値より小さい」というのは分かりましたけど、熱膨張率が分からない。誰も研究してない。
大豆油は25度で1000mLなら30度で1004mLほどになる。ということはマイナス15度だと960mLくらいに縮まる。
まあ人体でやらないと意味がないので、体育大学でこうした研究をしていただけないものかと思います。やり方は簡単で、30度くらいの水の水槽で体積を量り、次に冷蔵室で-15度の気温で体を冷え切らせてから同じ水槽にはいって体積を量る。体脂肪も筋肉も熱伝導率は水よりずっと小さいのでさっと測れば大丈夫。
とまあ、いまならニュース性がありますので、どこかの体育大学でやってみたらどうでしょう。きっとメディアがすぐに取り上げてくれますよ。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年2月14日の記事より転載させていただきました