ウクライナ情勢:情報戦のなか情勢は混とん

ロシア国防省は15日に“演習”を終えた軍隊が撤収を開始したと発表していましたが、アメリカとNATOは、ロシア軍は増強を継続していると批判しています。また、ロシア側は、「外交交渉を行う意思と準備はあるが、米英のメディアが偽情報を流している」と逆に批判しています。

エラー|NHK NEWS WEB

日本に浸透するロシアの世論工作を問題視する指摘も。

https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1493924443017871360

日本の憲法9条でなんとかなるとの指摘も。

G7は緊急会合を開催するそうですが、日本政府はなにかしら発言できるのでしょうか。また、オンラインなのに開催までけっこうな時間がかかるのは戦術でしょうか。

G7緊急外相会合ドイツで開催へ ウクライナ情勢受け
 G7(主要7カ国)が今週末にもドイツで緊急の外相会合を開催する方向で調整していることが分かりました。林外務大臣が出席を検討しています。  日本政府はロシアが侵攻に踏み切った場合には、制裁措置なども含めてG7各国と連携するとしていて、具体的な措置などについて協議するものとみられます。

外務省の対応はかなりおっとりしていると批判されています。省内で「欧州ノ天地ハ複雑怪奇」などと言っていたら、ちょっと心配ですね。

株価は下がっています。前日に大幅に上昇した反動ですが、ウクライナ情勢も影を落としているようです。

日経平均反落、227円安 ウクライナ情勢を再び警戒 - 日本経済新聞
17日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比227円53銭(0・83%)安の2万7232円87銭で終えた。前日に大幅に上昇した反動が出たうえ、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクが改めて意識されたことも投資家心理を弱気に傾け、下げ幅は一時380円に迫った。日経平均は前日にウクライナ情勢への過度な警戒感が後退して600...

ウクライナを巡って、フランスやドイツなどヨーロッパの国による外交努力は粛々と続けられているようですが、話し合いで戦争を回避できるかは、予断を許さない状況です。

地政学リスクを抱えるウクライナ Pete_Flyer/iStock