1泊2日の慌ただしい日程でしたが、富山に総勢12名で出かけてきました。ワインや食べることが大好きな人たちの集まりなので、到着直後から帰りのギリギリまで富山の食を堪能しました。
最初に向かったのは氷見です。富山駅から車で1時間ほどの漁港で、寒ブリで全国に知られています。こちらの漁港にある「氷見 魚市場食堂」が目的地です。観光客だけではなく、地元の人たちで繁盛していました。予約できないので、チケットを入口で受け取って、順番が来るのを待ちます。
白いご飯の上に豪快に盛り付けられた、甘エビ(写真)や白エビ、さらにお刺身が盛り合わせになった海鮮丼など、どれも地元ならではの鮮度とボリュームです。
これだけのクオリティの食事が、極めてリーズナブルに味わえるのは、日本の地方の大きな魅力です。
その後、露天風呂の付いた温泉に行きました。源泉掛け流しの天然温泉で、泉質は塩化物強塩泉。こちらも入場料はタオルなどを借りても1000円以下と激安です。
宿泊したのは、氷見にあるワイナリーセイズファームさんが経営するオーベルジュです。ワインを持ち込んで、ケータリングサービスを利用して楽しい時間を過ごすことができました。
氷見と言えば忘れてはいけないのが、氷見うどんです。普段は小麦を避けていますが、コシがあってモチモチと美味しそうだったので、こちらも思わず食べてしまいました。
翌日は富山市内に戻り、「内幸町 雲鶴」さんにワインを持ち込み、和食と合わせてみました。お料理も、大変満足度が高く、富山の食のレベルの高さにうなりました。
富山だけではなく、日本のそれぞれの土地には、それぞれの素晴らしい食材や調理法があります。これは、日本に住んでいないと味わうことはできません。日本各地に出かける度に「日本に住んでいて良かった」と実感します。
日本の将来に悲観的になったり、課税強化の動きから逃げ出すように海外に移住する人も増えているようです。しかし、私は少なくとも今のところ、海外に住みたいとは思いません。
編集部より:このブログは「内藤忍の公式ブログ」2022年3月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。