こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日は参議院・外交防衛委員会にて予算審議。冒頭に私からも、ゼレンスキー大統領から打診があった国会での「オンライン演説」は速やかに実施するべきと意見を述べました。
「前例がない」
「オンライン設備がない」
などの消極的な理由も報じられていましたが、前例がないことはやらない理由になりませんし、オンライン設備に至ってはスクリーンとプロジェクター&PCを本会議場に速やかに持ってこよう!という話です。
維新は速やかに意向を機関決定し、関係各所への働きかけに動いています。アメリカに続き、早期の実現が望まれます。
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一方で、野党第一党の立憲民主党は慎重姿勢を鮮明にしています。
日本の意向を演説に反映させるよう「条件付き」の実施を求める内容ですが、私はこの意見には反対です。
確かに他国の首脳が国会で演説すればその影響が大きいとはいえ、その意向に日本の政策が左右されるとは限りません。
実際、アメリカでもゼレンスキー大統領が米国にコミットメントを求める演説をしていますが、それを決めるのはアメリカの政治家たち(大統領・議員)です。
何より今は緊急事態であり、何か条件交渉をすることで仮に演説が実現に至らない・あるいは大幅に遅れるようなことになれば、誤ったメッセージを国際社会に出すことになりかねず、同盟国との不和が生じるデメリットのほうが「国益」にマイナスであると思います。
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立憲・共産の消極姿勢を除き、主要会派は実現に向けて動き出しています。
念のため繰り返しますが、維新は一貫して今回の武力侵略はロシアに完全な非があるとの立場です。そこに至る経緯・言い分が両者にあるとはいえ、双方に責任を求めるような考えは一切取りません。
引き続きウクライナの方々に寄り添う政策の実現を国会からも求めてまいります。
それでは、また明日。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2022年3月16日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。